【令和元年9月8日 更新】
記事内容を令和元年の最新版に更新しました。(全体の記事内容と年末調整に関する部分のみ更新。確定申告に関する部分は、2020年1月更新予定です。)

この記事では、扶養控除についての概要説明と、種類ごとの控除額についてご紹介させていただきます。また、年末調整や確定申告の記入例も記載していおりますので、良かったら参考にしてみてください。

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扶養控除とは?

扶養控除 

16歳以上の家族を養っている方で、扶養親族の年間所得が38万円以内の場合、年末調整や確定申告で扶養控除を受けることができます。※令和2年以降は税制改正により、扶養親族の年間所得48万円以内が扶養控除の条件となります。

扶養親族1人あたりの控除額は次のとおりです。

【扶養控除の控除額一覧】

一般の扶養親族(16歳未満) 0円
一般の扶養親族(16歳以上) 所得税:38万円
住民税:33万円
特定扶養親族(19歳~22歳) 所得税:63万円
住民税:45万円
老人扶養親族(70歳以上)で同居している 所得税:58万円
住民税:45万円
老人扶養親族(70歳以上)で同居していない 所得税:48万円
住民税:38万円

例えば、16歳の子供1人と66歳の親1人を扶養している場合、所得税で76万円(38万円×2人分)、住民税で66万円(33万円×2人分)、自分の所得から引くことができるわけです。所得税・住民税ともに10%の税率であった場合、所得税(76.000円)、住民税(66.000円)で合計142.000円税金が安くなります。

また、扶養控除は、扶養親族(子供・親など)の「年齢」や「同居してるか・してないか」によって、控除額が違うのでその点だけしっかり押さえ、控除額で損をしないようにしましょう。

特定扶養親族(19歳~22歳)は忘れやすい!?

忘れやすいのが控除額も大きい「特定扶養親族(19歳~22歳)」です。特に年末調整では、毎年同じことを書くので忘れがちです。損をしないようにご注意を!

16歳未満の子供は?

残念ながら現行の制度では、16歳未満の子供は所得税・住民税ともに控除対象になりません。。。

ただし、例外的に住民税で控除対象になる場合もあるので、年末調整・確定申告ともに「住民税に関する事項」の「16歳未満の扶養親族」欄に記載します。

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扶養控除:年末調整の記入例

扶養控除 記入例

【扶養控除:年末調整記入例】
平成31年(2019年)分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書2
※画像をクリックすると大きくなります。

青① 16歳以上の扶養控除はこちらに記入します。扶養親族の氏名(フリガナ)・マイナンバー・続柄・生年月日・住所・所得見積額などを記入します。

所得の見積額とは?

扶養親族や配偶者の「所得の見積額」については、計算方法をこちらの記事に詳しくまとめましたので合わせてご参照ください。

(給与をもらっている場合)
年末調整:配偶者や扶養親族の「所得の見積額」の計算方法と書き方

(給与と年金をもらっている場合)
「所得の見積額」の計算方法:親や配偶者が年金と給与両方もらってる場合

(年金をもらっている場合)
年末調整:親や配偶者が年金を受給している場合の所得の見積額を計算

※今年の年末調整では「平成31年(2019年)分」と「令和2年分」の2枚ありますが、令和2年から税制改正により「所得の見積額」の計算方法が若干変わります。上記記事は「平成31年(2019年)分」と「令和2年分」それぞれの計算方法を詳しくご説明しているので是非参考にされてください。

70歳以上の老人扶養親族については、同居している場合は「同居老親等」にチェックを、同居していない場合は「その他」に○をつけてください。また、子供が19~22歳の場合は特定扶養親族になりますので「特定扶養親族」欄にチェックをつけましょう。

(記入例)
佐藤一男…父、72歳、同居
佐藤聡…長男、21歳
佐藤希…長女、17歳

青② 16歳未満の扶養親族についてはこちらに記入します。扶養親族の氏名(フリガナ)・マイナンバー・続柄・生年月日・住所・所得見積額などを記入します。

(記入例)
佐藤幸一…二男、15歳

その他、年末調整の書き方でお困りの方は、ケース別に年末調整記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。

【参考記事】
2019(令和元年)年末調整書類の書き方・記入例ケース別まとめ!

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扶養控除:確定申告書第二表の記入例

 
確定申告書 第二表

青① 扶養控除の記載欄はこちらです。扶養親族の氏名・続柄・生年月日・マイナンバー・控除額を記載し、「⑭扶養控除額の合計」に合計額を記入します。

(記入例)
佐藤一男…父、71歳、同居
佐藤聡…長男、20歳
佐藤希…長女、18歳

青② 16歳未満の扶養親族はこちらに記入します。

(記入例)
佐藤幸一…次男、15歳

扶養控除:確定申告書第一表の記入例

 

下記青枠扶養控除⑭欄に、第二表で計算した「扶養控除額の合計」を記入します。

第一表

おわりに

以上が扶養控除についてのご説明になります。70歳以上の老人扶養親族「同居」や19~22歳の特定扶養親族は控除額がとても大きいので、記入漏れで損をしないようくれぐれもご注意下さい!

確定申告の書き方でお困りの方は、ケース別に確定申告記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓ 
2019(平成30年分)確定申告書類の書き方・記入例ケース別徹底解説!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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