【令和2年10月30日 更新】
記事内容を令和元年の最新版に更新しました。(全体の記事内容と年末調整に関する部分のみ更新。確定申告に関する部分は、2021年1月更新予定です。)

この記事では、配偶者控除と配偶者特別控除についての「概要」と「控除額の計算方法」をご紹介させていただきます。また、年末調整、確定申告書の記入例も掲載しておりますので、書き方が良くわからない。という方は良かったら参考にしてみてください。

※当記事は所得1000万円以内の方を対象に書かせていただいております。所得が1000万円を超える方は、配偶者控除・配偶者特別控除ともに受けることができないのでご注意ください。

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配偶者控除と配偶者特別控除

配偶者控除 配偶者特別控除

妻を養っている方は、妻の収入に応じて配偶者控除または配偶者特別控除のどちらかを受けることが出来ます。(もちろん夫を養っている妻であれば、同じように控除を受けることが出来ます。)ここでは一般的に多いであろう配偶者=妻としてご説明させていただきます。

妻のパート収入が103万以内の場合(年間所得48万以内)
配偶者控除

妻のパート収入が103万超~201万6000円未満(年間所得48万超~133万以内)
配偶者特別控除

妻のパート収入が201万6000円超(年間所得133万超)
配偶者控除・配偶者特別控除ともに受けられない

※給与所得(パート収入など)以外の所得がある場合は、合計所得額が上記条件以内

配偶者控除

配偶者控除は、「自分の年収」と「妻の年齢」によって控除額が異なり次のようになります。

【年収1095万(所得900万)以内の方】

70歳未満の配偶者(一般の控除対象配偶者) 38万円
70歳以上の配偶者(老人控除対象配偶者) 48万円

【年収1095万超~1145万以内(所得900万超~950万以内)の方】

70歳未満の配偶者(一般の控除対象配偶者) 26万円
70歳以上の配偶者(老人控除対象配偶者) 32万円

【年収1145万超~1195万以内(所得950万超~1000万以内)の方】

70歳未満の配偶者(一般の控除対象配偶者) 13万円
70歳以上の配偶者(老人控除対象配偶者) 16万円

配偶者特別控除

妻のパート収入が103万円を超えている場合は、妻の収入(所得)によって、控除額が異なります。次の項で計算方法を確認しましょう。

配偶者特別控除の計算方法

①妻の所得を算出する。

次の表に「妻の給与収入」を当てはめて所得を計算します。ここでは例として「妻の給与収入」が130万円として計算してみます。

給与所得
国税庁:令和2年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書の裏面より引用。

給与収入が130万だと、上記表の上から2番目(551000円以上~1618999円以下)に該当するので、

1300000円-550000円=750000円 となり、給与所得は750000円です。

②次に下記表から控除額を算出する。(横列:自分の年収(所得)、縦列:妻の所得の組み合わせで控除額を算出します。)

配偶者特別控除
国税庁ホームページより引用

(例)妻のパート年収が130万円、自分の年収が600万円の場合

妻の合計所得金額が75万円なので48万円超~95万円以下に該当、自分の所得が900万円以下に該当するので、控除額は38万円となります。

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年末調整記入例

配偶者控除 配偶者特別控除 記入例

※これからご紹介するすべての記入例画像はクリックすると大きくなります。

配偶者控除・配偶者特別控除は、

  • 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
  • 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書

この2枚で申請します。

この2枚の書類については、下記記事に書き方・記入例を詳しく解説しておりますので参考にしてみて下さい。

(給与所得者の扶養控除等(異動)申告書)
「令和2年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の書き方と記入例

(給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書)
令和2年分 給与所得者の基礎控除申告書の書き方・記入例
令和2年分 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方・記入例
令和2年分 所得金額調整控除申告書の書き方と記入例。対象者を確認!
※書き方の順番があるので、基礎控除申告書から読んでください。

確定申告書 第二表記入例

配偶者(特別)控除 確定申告書 記入例

確定申告書は第一表・第二表とありますが、最初に第二表の記入例をご紹介させていただきます。下記記入例の青枠内が配偶者控除・配偶者特別控除の記入欄になります。

【配偶者控除・配偶者特別控除:確定申告書第二表 記入例】

第二表

青枠内に配偶者の氏名・生年月日・マイナンバーを記入し、配偶者控除・配偶者特別控除のどちらかにチェックを入れてください。

確定申告書 第一表記入例

続いて第一表。第一表は青枠①②に記入します。

第一表

青① 配偶者の合計所得金額を記入します。

確定申告:配偶者や扶養親族の所得の計算方法!収入とは違うので注意

青② 配偶者控除に該当する場合は、配偶者が70歳未満で38万円、70歳以上で48万円。配偶者特別控除に該当する場合は、上記:「配偶者特別控除の計算方法」で算出した控除額を記入してください。

おわりに

お疲れ様でした!以上が配偶者控除と配偶者特別控除の解説と記入例になります。

年末調整の書き方でお困りの方は、ケース別に年末調整記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
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2020(令和2年)年末調整書類の書き方・記入例ケース別まとめ!

確定申告の書き方でお困りの方は、ケース別に確定申告記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
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2019(平成30年分)確定申告書類の書き方・記入例ケース別徹底解説!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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