出産で産休・育休中の配偶者(特別)控除:共働きなら申請しないと損!

産休・育休中の皆さん、配偶者控除の申請を忘れていませんか???昨年2月に私の妹が出産したのですが、ふと気になって、先日妹の旦那さんにこう聞いてみました。

「年末調整で配偶者控除の申請しましたか?」
妹の旦那「いや、たぶんしてないです…。申請するとどうなるんですか??」
「○○さんの年収だと、所得税・住民税合わせて最低でも71000円は税金が安くなりますよ!
妹の旦那「えっそんなに安くなるんですか??年末調整終わっちゃいましたけど、どうしたらいいんでしょう?」
「じゃあ、医療費控除も含めて、確定申告で申請しましょう。」

このように共働きのご夫婦は、毎年の年末調整で配偶者控除・配偶者特別控除を申請していないため、出産時にも手続きを忘れてしまうケースが非常に多いんです。

そこで今回は、「出産され産休・育休中の奥さんがいるご家族」を対象に、配偶者控除を申請できる条件、申請することで税金がいくら安くなるのか?、配偶者控除の申請方法についてご紹介させていただきますので、良かったご活用ください^^

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共働きの夫婦必見!配偶者控除・配偶者特別控除の申請条件を確認

配偶者控除 出産

※最近では旦那さんが育休をとるケースも増えていますが、ここでは一般的に多いであろう「奥さんが産休・育休で会社を休んでいる」という想定で書かせていただきます。

まずは、自分に当てはまるかどうか?配収者控除・配収者特別控除の適用条件を確認してみましょう。

条件は「奥さんの年収」です。産休に入った時期により年収が変わってくるので、会社から送られてきた源泉徴収票などでご確認下さい。源泉徴収票が手元にない場合は、「額面の月給×働いた月数」で概算の年収を計算してみて下さい。ちなみに「出産育児一時金」や「育休手当」はあくまで給付金なので、収入には含まれません。

【配偶者控除・配偶者特別控除の条件】

種類 条件(奥さんの年収) 控除される金額
配偶者控除 103万以内 所得税:38万
住民税:33万
配偶者特別控除 103万~141万未満 所得税:3~38万
住民税:3~33万

※控除される金額とは、旦那さんの所得から控除される金額です。次の項目でどのくらい税金が安くなるのかご紹介しますので、まずはご自身が配偶者控除・配偶者特別控除のどちらか、または条件に該当しないのか?をご確認下さい。

出産 配偶者控除

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どのくらい税金が安くなるの?

配偶者控除 産休育休

配偶者控除・配偶者特別控除を申請すると税金はどのくらい安くなるのでしょうか?これは「奥さんの年収」と「ご主人の税率」で決まります。ここでは、奥さんの年収が103万以内だった場合(配偶者控除を申請した場合)を例に「安くなる税金の目安」をご紹介させていただきます。

【安くなる税金の目安】

※配偶者控除を申請する場合で計算(控除額は所得税38万・住民税33万)
※住民税の税率は一律10%

(ご主人の税率が5%の場合)
所得税:380000円×5%=16000円安くなる
住民税:330000円×10%=33000円安くなる。
合計49000円安くなる。

(ご主人の税率が10%の場合)
所得税:380000円×10%=38000円安くなる
住民税:330000円×10%=33000円安くなる。
合計71000円安くなる。

(ご主人の税率が20%の場合)
所得税:380000円×20%=76000円安くなる
住民税:330000円×10%=33000円安くなる。
合計109000円安くなる。

かなり節税できるのがお分かりになると思います。4~10万円も税金が安くなったら嬉しいですよね^^条件に当てはまっている場合は、絶対に申請して損をしないようにしましょう!


配偶者控除・配偶者特別控除の申請方法

それでは最後に配偶者控除・配偶者特別控除の申請方法をご紹介させていただきます。

年末調整に間に合う方は、年末調整で。年末調整に間に合わない方や、年末調整を受けない個人事業主の方などは、確定申告で申請します。

年末調整・確定申告書の書き方については、こちらの記事に記入例をまとめましたので、合わせてご参照下さい。

(年末調整の書き方・記入例)
配偶者(妻)が産休・育休をとった年の年末調整の書き方と記入例

(確定申告の書き方・記入例)
配偶者(特別)控除の計算方法と書き方。年末調整と確定申告書記入例

確定申告にも間に合わなかった場合は?

税金の還付だけが目的であれば、確定申告期間(毎年2/16~3/15)でなくても、いつでも税務署で受け付けてもらえます。また、5年間までは遡って申請も可能ですので「知らなかった!忘れてた!」という方も申請してみましょう。

申請するだけで4~10万円の税金が戻ってくるわけですから、やる価値はありますよね^^


おわりに(医療費控除について)

出産された方は「医療費控除の申請」も必要になるかと思います。医療費控除は年末調整では申請出来ないので確定申告が必要です。書き方については、こちらの記事にまとめましたので、是非ご活用下さい。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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