年末調整の寡婦・寡夫控除:扶養控除申告書の書き方と代表例を4つ紹介

この記事では、年末調整における寡婦・寡夫控除の書き方・記入例を、次の4つのケースに分けてご紹介させていただきます。

  • ケース1:夫と離婚または死別し、子供を養っている。所得が500万以下。
  • ケース2:夫と離婚または死別し、子供を養っている。所得が500万以上。
  • ケース3:夫と死別し、子供やその他の扶養親族なし。所得が500万以下。
  • ケース4:妻と離婚または死別し、子供を養っている。所得が500万以下。

※子供の所得は38万円以下が寡婦・寡夫控除の条件となります。

女性はケース1~3、男性はケース4に該当します。ちなみに「収入」と「所得」は違うものです。所得については、こちらのサイトで「年間の給与総額」を入力すると簡単に算出できますので事前にご確認ください。→給与ねっとさん


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注意点

年末調整で寡婦・寡夫控除を記入する箇所を確認!

寡婦・寡夫控除 年末調整記入例

まずは、年末調整書類のどこに記載するのか?を確認しましょう。年末調整では、寡婦・寡夫控除は「扶養控除等(異動)申告書」の下記青枠欄に記載します。

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 基本 1

青枠内真ん中の寡婦、特別の寡婦、寡夫のいずれかにチェックをつけ、「左記の内容」に以下の項目を記入します。

【左記の内容に記入する項目】

  • 離婚・死別・生死不明のいづれか
  • 生計を一にする子供・扶養親族の「氏名」と「続柄」
  • 上記:生計を一にする子供・扶養親族の「平成29年の所得見積額」
  • 所得500万以下に該当する場合は、自分の「平成29年の所得見積額」

※前の夫からもらっている養育費・慰謝料は所得に含みません。あくまで自分の所得見積額だけで考えてください。

控除額を確認しておこう!

寡婦:27万円
特別の寡婦:35万円
寡夫:27万円

では、実際にケースごとの記入例を確認していきましょう。

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ケース1:夫と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以下

寡婦・寡夫控除 年末調整記入例

【記入例】

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 夫と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以下1

青枠内 
このケースは「特別の寡婦」に該当するので「特別の寡婦」にチェック。「左記の内容」欄に下記を記載します。

  • 離婚又は死別の記載
  • 自分の今年の所得見積額
  • 子供の名前と続柄
  • 子供の所得見積額

赤枠内 
子供の年齢が16歳以上の場合は赤①に、16歳未満の場合は赤②に子供の情報を記入します。ここ(扶養控除)の書き方についてはこちらの記事に詳しく書かせていただきましたので、書き方がわからない方は合わせてご参照ください。


ケース2:夫と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以上

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 夫と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以上

青枠内 
このケースは「寡婦」に該当するので「寡婦」にチェック。「左記の内容」欄に下記を記載します。

  • 離婚又は死別の記載
  • 子供の名前と続柄
  • 子供の所得見積額

赤枠内 
赤枠内はケース1と同じになりますのでケース1をご参照ください。

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ケース3:夫と死別し、子供やその他の扶養親族なし。年間所得が500万以下

寡婦・寡夫控除 年末調整記入例

【記入例】

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 夫と死別し、子供やその他の扶養親族なし。年間所得が500万以下

このケースは青枠内のみの記入です。「寡婦」にチェックを入れ、「左記の内容」欄に下記を記載します。

  • 死別
  • 自分の所得見積額

ケース4:妻と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以下

 

平成30年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 妻と離婚または死別し、子供を養っている。年間所得が500万以下

青枠内 
このケースは、「寡夫」チェックを入れ。「左記の内容」欄に下記を記載します。

  • 離婚又は死別の記載
  • 自分の今年の所得見積額
  • 子供の名前と続柄
  • 子供の所得見積額

赤枠内 
赤枠内はケース1と同じになりますのでケース1をご参照ください。


おわりに

お疲れ様でした、以上が年末調整における寡婦・寡夫控除の書き方と記入例になります。

年末調整の書き方でお困りの方は、ケース別に年末調整記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓ 
2017(平成29年)年末調整書類の書き方・記入例ケース別まとめ!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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