確定申告:公的年金と個人年金の雑所得の一番簡単な計算方法を紹介

公的年金 個人年金 雑所得 計算

確定申告の際、1番始めにしなくてはいけないのが、自分の所得の計算です。

年金は、確定申告で申告する際、雑所得に該当します。ただ、同じ雑所得でも公的年金(国民年金や厚生年金など)と個人年金では計算方法が違いますし、年齢が65歳未満・以上かでも違うので注意が必要です。

この記事では、年金受給者の方を対象に、公的年金、個人年金それぞれの雑所得の計算方法をご紹介させていただきます。

お手元に、公的年金等は「公的年金等の源泉徴収表」、個人年金は「保険会社から送られてきた年金の支払調書」をご用意いただき、是非一緒に計算してみてください。

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自分の受給している年金の種類を確認

冒頭にも書いたとおり、年金には、国や企業が運営する「公的年金等」と、民間の生命保険会社が運営する「個人年金」の2種類あり、所得の計算方法が違うので、まずは自分のもらっている年金の種類を確認しましょう。

公的年金等

公的年金は本来、国民年金・厚生年金・共済年金の3種類だけですが、公的年金等、つまり等が入ることで企業年金なども、公的年金と同じ扱いになります。公的年金等の種類は以下のとおりです。

【公的年金等の種類】

  • 国民年金
  • 厚生年金
  • 共済年金
  • 国民年金基金
  • 企業年金(厚生年金基金など) 
  • 個人型・企業型の確定拠出年金 など 

※遺族年金と障害年金は非課税なので、確定申告をする必要はありません。


個人年金

一方、個人年金は、公的年金等以外の年金で、民間の保険会社などと個人契約している年金です。

【個人年金の種類】

  • 生命保険契約の年金
  • 生命共済契約の年金
  • 互助年金
  •  


公的年金等の雑所得の計算方法

公的年金等の所得は、65歳未満と65歳以上で計算方法が異なります。ご自身に該当する方をご参照ください。

65歳未満の方

年金収入 雑所得
70万円以内 0円
70万円超~130万円未満 年金収入-70万円
130万円超~410万円未満 年金収入×0.75-375000円
410万円超~770万円未満 年金収入×0.85-785000円
770万円以上 年金収入×0.95-1555000円

(例)年金収入が年100万円の場合

上から2番目に該当するので、100万円-70万円=30万円 
雑所得は30万円


65歳以上の方

年金収入 雑所得
120万円以内 0円
120万円超~330万円未満 年金収入-120万円
330万円超~410万円未満 年金収入×0.75-375000円
410万円超~770万円未満 年金収入×0.85-785000円
770万円以上 年金収入×0.95-1555000円

(例)年金収入が年240万円の場合

上から2番目に該当するので、240万円-120万円=120万円 
雑所得は120万円

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個人年金の雑所得の計算方法

個人年金の雑所得は、「1年間に受け取った年金額」から「必要経費」を引いた金額になります。

個人年金

保険会社から送られてきた支払調書を見ながら自分で計算することもできますが、便利な自動計算サイトがあるので、それを使わせてもらうのが一番簡単です!→ke!sannさん

支払調書に記載されている内容を入力すると、個人年金の雑所得がすぐにわかりますよ^^

(例)
年金の種類:確定年金
支給期間:10年間
1年間に受け取った年金額:360000円
払込保険料総額:3000000円

ke!san2

上記画像赤枠内が、個人年金の雑所得です。


おわりに

お疲れ様でした。以上、公的年金と個人年金の雑所得の計算方法となります。

「公的年金等」と「個人年金」の両方を受給されている場合は、最初にそれぞれの雑所得を計算し、最後に合計してください。その合計金額が「確定申告で申告する雑所得」となります。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てると幸いです。

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