記事内容を2019年最新版に更新いたしました。
この記事では、確定申告で配偶者控除や扶養控除の申請に必要な、「妻、子供、親の所得」を正確に確認、計算する方法をご紹介させていただきます。「妻、子供、親の所得」の確認方法で迷われている方は良かったら参考にしてみてください。
※紛らわしいのですが、「収入」と「所得」は違うので注意が必要です。
妻や子供、親がパート・アルバイトをしている場合の「所得」の確認・計算方法
妻や子供がパート・アルバイトをしている場合は、「給与所得」というものが確定申告書に書く「所得」に該当します。「給与所得」は源泉徴収票で確認するのが一番確実です。奥さんやお子さんは勤務先から源泉徴収票を受け取っているはずなので見せてもらいましょう。
下記画像の赤枠内(給与所得控除後の金額)に記載されているのが「給与所得」なので、確定申告書にはこの金額を書きましょう。
妻や子供がパート・アルバイトを掛け持ちしている場合
奥さんやお子さんがパート・アルバイトを掛け持ちしている場合は、源泉徴収票が複数枚あるはずです。
掛け持ちしていると、上記画像の赤枠内に記載がないケースもあります。その場合は、下記画像の青枠内「支払金額」を足して合計金額を出してください。(全部の源泉徴収票を足してください。)
この青枠内「支払金額」の合計金額が「給与収入」となり、この「給与収入」から「給与所得」を算出します。
下記フォームに先ほど計算した合計金額(給与収入)を入力すると、簡単に「給与所得」を算出できますのでご活用ください。
※給与の収入金額(複数の会社から収入がある場合はその合計額)を半角でご入力ください。
給与収入 | 円 |
---|---|
給与所得 | 円 |
妻や両親が年金を受給している場合の「所得」の確認・計算方法
年金を受給されている場合は、「雑所得」というものが確定申告書に書く「所得」に該当します。
年金受給者の「雑所得」の計算方法はこちらの記事に詳しく書かせていただきましたので、合わせてご参照ください。
■確定申告:公的年金と個人年金の雑所得の一番簡単な計算方法を紹介
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てると幸いです。
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■2019(平成30年分)確定申告書類の書き方・記入例ケース別徹底解説!