年末調整:障害者控除の書き方と記入例。控除金額や添付書類も確認!

この記事では、年末調整における障害者控除の書き方・記入例をご紹介させていただきます。障害者控除は、「障害者ご本人」だけでなく、「障害をもつ妻(夫)・子供・親などを扶養してる方」も対象になります。(例えば、障害をもつ奥さんを扶養しているサラリーマンの方など)

そこで今回は、下記2つの立場で書かれる年末調整記入例を、それぞれ数パターン作成しました。また、控除金額や添書書類の有無についてもご紹介しておりますので、良かったら参考にしてみて下さい。

【年末調整で障害者控除が必要な方】

  • 障害者ご本人
  • 障害者の妻(又は夫)・子供・親などを扶養している方

障害者控除の確定申告書記入例についてはこちらの記事にまとめましたので、良かったら合わせてご参照下さい。

確定申告での障害者控除の書き方と記入例。添付書類は必要なし!


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年末調整書類の中で障害者控除を記入する箇所を確認

年末調整書類の中で障害者控除について記入する箇所は、下記「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の青枠部分になります。これは全ての方に共通です。

※画像をクリックすると大きくなります。
扶養控除申告書

障害者手帳の交付が年末調整に間に合わない場合は?

医師から手帳交付に値する診断書をもらっているなど、障害者手帳交付が明らかな場合は、年末調整での控除が可能です。逆に、交付されるかが微妙という場合は、交付可否がはっきりしてから、来年3月の確定申告で控除申請を行いましょう。

ご本人が障害者の場合の記入例

年末調整 障害者控除
※これからご紹介する全ての記入例画像はクリックすると大きくなります。

【一般の障害者に該当する方】

下記のとおり2箇所に〇をつけ、「左記の内容」欄に、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。

年末調整 障害者控除1

所得税控除額:27万円
住民税控除額:26万円


【特別障害者に該当する方】

下記のとおり2箇所に〇をつけ、「左記の内容」欄に、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。

年末調整 障害者控除2

所得税控除額:40万円
住民税控除額:30万円

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控除対象配偶者(妻、又は夫)が障害者の場合の記入例

障害者 年末調整

【一般の障害者に該当する方】

下記のとおり2箇所に〇をつけ、「左記の内容」欄に、配偶者の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。

年末調整 障害者控除3

所得税控除額:27万円
住民税控除額:26万円


【特別障害者に該当する方】

控除対象配偶者が特別障害者に該当する場合、同居している・同居していないで書き方が2通りに分かれます。

「同居している場合」
下記のとおり2箇所に〇をつけ、「左記の内容」欄に、配偶者の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。また、配偶者と同居していることがわかるよう記載してください。

年末調整 障害年金6

所得税控除額:75万円
住民税控除額:53万円


「同居していない場合」
下記のとおり2箇所に〇をつけ、「左記の内容」欄に、配偶者の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。また、配偶者と別居していることがわかるよう記載してください。

年末調整 障害者控除7

所得税控除額:40万円
住民税控除額:30万円

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扶養親族(子供・親など)が障害者の場合の記入例

年末調整 障害者控除

【一般の障害者に該当する方】

下記のとおり2箇所に〇をつけ、()内に人数を記入します。そして「左記の内容」欄に、障害者にあたる方の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。

年末調整 障害者控除9

所得税控除額:27万円
住民税控除額:26万円


【特別障害者に該当する方】

扶養親族(子供・親など)が特別障害者に該当する場合、同居している・同居していないで書き方が2通りに分かれます。

「同居している場合」
下記のとおり2箇所に〇をつけ、()内に人数を記入します。そして「左記の内容」欄に、障害者にあたる方の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。また、その方と同居していることがわかるよう記載してください。

年末調整 障害者控除12

所得税控除額:75万円
住民税控除額:53万円


「同居していない場合」
下記のとおり2箇所に〇をつけ、()内に人数を記入します。そして「左記の内容」欄に、障害者にあたる方の氏名、交付を受けている手帳の種類・交付年月日、障害の程度(等級)を記載します。また、その方と別居していることがわかるよう記載してください。

年末調整 障害者控除13

所得税控除額:40万円
住民税控除額:30万円


単身赴任の場合は?同居の定義について

同居特別障害者控除については、控除金額(1人あたり所得税:75万円、住民税53万円の控除)が大きいので申告漏れが無いよう「同居の定義」を正確に把握しておきましょう。

同居の定義:特別障害者が生計を一にする親族との同居

つまり、自分と同居していなくても、生計を一にする扶養親族と特別障害者の方が同居していれはいいわけです。

例えば、単身赴任などで自分は家族と離れて住んでいる場合でも、特別障害者である奥さんと、扶養家族である息子さんが同居している場合は控除対象となります。同様に、自分は単身赴任で、特別障害者である父と扶養家族である奥さん・子供が同居している場合などでも控除対象です。

この点については、それぞれの状況により異なるので不明点がある場合は、こちらに電話してご自身でも確認してみてください。
↓ ↓ ↓
国税庁:税についての全国相談窓口


添付書類について

最後になりますが、年末調整で障害者控除に関する添付書類は特に必要ありません。ただ、会社によっては確認のため障害者手帳コピーの添付を求められる可能性があります。その場合はご自身の判断でご提出ください。

確定申告の書き方でお困りの方は、ケース別に確定申告記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓ 
2017(平成28年分)確定申告書の書き方と記入例ケース別まとめ!

それでは今日も最後でお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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