記事内容を令和2年の最新版に更新しました。
この記事では、年末調整の保険料控除申告書「小規模企業共済等掛金控除」欄の書き方・記入例をご紹介させていただきますので、該当する方は良かったら参考にしてみてください。
iDeCo(イデコ)は全額が所得控除になるので忘れずに申請しましょう。所得税と住民税が安くなりますよ!
年末調整:小規模企業共済等掛金控除(iDeCo含む)書き方と記入例
【事前に準備するもの】
■掛金の控除証明書
※iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)であれば、加入している証券会社から送られていているはずです。企業型確定拠出年金の場合は、会社ごとに処理方法が異なると思うので、お勤めの会社にご確認ください。
iDeCO(個人型確定拠出年金)などに加入した場合は、下記画像赤枠内(小規模企業共済等掛金控除)にて申請を行います。
独立行政法人中小企業基盤整備機構の共済契約の掛金
この欄は、サラリーマンの方にはあまり関係ありません。私のような退職金制度のない小さな会社の役員(社員)・個人事業主が加入している共済制度の記入欄です。ちなみに私は小さい会社を経営しているので加入しています。
確定拠出年金法に規定する企業型年金加入者掛金
企業型確定拠出年金の掛金はここに書くのですが、は金額は会社側が把握しているので、記入済の方も多いと思います。未記入の場合は、金額を会社に確認して記入してください。
確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金
iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)の掛金はここに書きます。証券会社から送られてきている控除証明書に記入されている金額を書き写しましょう。
心身障害者扶養共済制度に関する契約の掛金
心身障害者の方を扶養する方が加入する共済の掛金をここに記入します。
添付書類
証券会社などから送られてきた「掛金の控除証明書」の添付が必要です。
おわりに(ふるさと納税も活用しよう)
個人型確定拠出年金をはじめとした小規模企業共済等掛金控除は、サラリーマンなどの給与所得者が節税できる数少ない制度です。当記事をご覧いただいているのは有効活用されている方だと思うので、とても素晴らしいなぁ!と個人的に思います。
確定拠出年金と同じく、ふるさと納税も節税対策として是非ご活用ください。
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年末調整の書き方でお困りの方は、ケース別に年末調整記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てると幸いです。