【就業促進定着手当】給料30万円⇒25万円になるといくらもらえる?

再就職手当を申請⇒受給した人で、前職より給料が低くなってしまった場合、国からその分を補ってもらえる「就業促進定着手当」という制度があります。

それは低くなった給料の6ヶ月分を支給してくれるという大変ありがたい制度ですが、計算が複雑でよくわからないという人も多いと思います^^;そこで今回は「就業促進定着手当」の計算方法を解説していますので、良かったら参考にしてみてください^^

会社を退職時に必要な手続きをこちらの記事にまとめました。ハローワーク、役所、協会けんぽなど、場所ごとでの手続きをご紹介させいていただいておりますので、効率よく手続きが出来ると思います。
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会社退職後の手続きまとめ。ハローワーク・役所など場所別にご紹介!

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就業促進定着手当の支給条件を確認

  • 再就職手当を受給された人
  • 再就職先で6ヶ月以上勤務していること
  • 再就職先で6ヶ月以上雇用保険に加入していること
  • 再就職先の6ヶ月間の賃金1日分が、前職の賃金日額より低いこと

就業促進定着手当の支給額の計算方法

では、早速、計算式から確認していきましょう!
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これが「就業促進定着手当」支給額の計算式になります。しかし、この計算式で出た金額がもらえる訳ではありません!それは「就業促進定着手当」には上限金額が設定されているからです。

「何か、難しくてわからないよ~」という方や「結局いくらいもらえるの?」という方のために、例を上げて解説していきます^^

例:Aさんの場合
離職前の給料30万円(月給制)⇒4/1~再就職先の給料が25万円(月給制)になりました。Aさんの離職時の年齢32歳、前職の勤続年数8年とします。(年齢30~45歳未満、勤続年数1年~10年未満として計算していきます。)

①まず「離職前の賃金日額」は(計算式:300,000円×6ヶ月÷180=10,000円)10,000円です。
②続いて「再就職後6ヶ月間の賃金の一日分の額」は(計算式:250,000×6ヶ月÷180=8,333円)8,333円です。
③最後に「再就職後6か月間の賃金の支払基礎となった日数」は(4/1~9/30まで)183日です。(①~③の確認の仕方はこのあとまとめて解説しています。)

①~③を計算式に当てはめると、
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(10,000円-8,333円)×183日=305,061

よって、Aさんは「就業促進定着手当」を約30万円もらえる計算になります。しかし、先ほども述べたように「就業促進定着手当」には、上限額が設けられています。

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上限額の計算方法は?

上限額を算出する計算式は↓です。

基本手当日額×支給残日数 × 40%=上限金額

まず、下記の2つを調べます。

  • 前職の基本手当日額(※)(「雇用保険受給資格者証」に記載されています。)
  • 基本手当支給残日数(「雇用保険受給資格者証」の裏に記載されています。)

(※基本手当日額にも上限が設けられています。)
<基本手当日額の上限>

離職時の年齢が60歳未満の人 5,840円
離職時の年齢が60歳以上~65歳未満の人 4,729円

(上限額は毎年8/1に改訂されます。)

<Aさんの場合の上限額は?>
Aさんの基本手当日額と基本手当支給残日数

基本手当日額 5,705円
基本手当支給残日数※ 60日

(※基本手当支給日数は90日ですが、30日分は失業手当として支給され、基本手当支給残日数は60日とします。)

そして、下記の計算式で上限金額を算出します。

基本手当日額×支給残日数 × 40%=上限金額

5,705円×60日×40%=136,920円

よって、Aさんの「就業促進定着手当」は上限金額の136,920円となります。

最初の計算式で計算すると約30万円と結構な金額になるので、上限額の13万円を見ると、ちょっとがっかりしそうですが、この金額でももらえるだけありがたいですよね^^

①離職前の賃金日額はどこで確認するの?

資格証

「雇用保険受給資格者証」の①の金額です。

「離職前の賃金日額」には上限額・下限額が設定されています。

<上限額>

離職時の年齢が30歳未満の方 12,810円
離職時の年齢が30歳以上45歳未満の方 14,230円
離職時の年齢が45歳以上60歳未満の方 15,660円
離職時の年齢が60歳以上65歳未満の方 14,940円

<下限額>

全年齢共通 2,310円

②「再就職後6ヶ月間の賃金の一日分の額」の算出方法

「再就職後6ヶ月間の賃金の一日分の額」の算出方法は月給と日給(または時給)によって計算式が異なります。

<月給でもらっている方>
再就職後6ヶ月間の賃金の合計額÷180

<日給・時給でもらっている方>
下記の①②のどちらか金額の高い方です。
①再就職後6ヶ月間の賃金の合計額÷180
②再就職後6ヶ月間の賃金の合計額÷賃金支払いの基礎となった日数)×70%

賃金の合計とは?
税金や雇用保険料などが控除される前の総支給額です。また賃金には通勤手当などの手当も含まれます。
明細赤で囲っている部分です。

③再就職後6ヶ月間の賃金の支払基礎となった日数とは?

こちらも月給と日給(または時給)によって異なります。

月給制の場合 暦日数
日給制・時給制の場合 労働の日数

暦日数と労働日数の違いは?
例えば、8月の場合
暦日数:31日(土、日、祝日を含めたカレンダーの日数です。)
労働日数:8月1日~31日までの中で働いた日数です。

就業促進定着手当申請に必要な書類

  • 就業促進定着手当支給申請書
  • 雇用保険受給資格者証
  • 就職日から6か月間の出勤簿(原本写し)
  • 就職日から6か月間の給与明細もしくは賃金台帳(原本写し)

手続きは再就職手当の支給申請を行ったハローワーク窓口、もしくは郵送で申請することもできます。

いつもらえるの?

申請(書類提出)後、約2週間で指定の口座に振込まれます。(書類郵送⇒「就業促進定着手当決定通知書」が自宅に届くまで5日前後、それから7日前後で指定の口座に振込まれます。)但し、「就業促進定着手当」の申請期間は再就職した日から6ヶ月経過した日の翌日から2ヶ月間なので、ご注意ください。

終わりに

今日は就業促進定着手当の計算方法について解説してみましたが、如何でしたか?就業促進定着手当には「上限額」が設けられていることから、計算が複雑に思えますが、最初から「支給額」と「上限額」を別々に考えてみるとスムーズに計算できると思います。

失業時に免除してもらえる可能性があるものを、こちらの記事にまとめてみました。良かったら是非参考にしてみて下さい。
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それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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