個人番号カードの受け取り時に、暗証番号を自分で設定する必要があるのですが、この暗証番号は前もって考えておいた方が良さそうです。というのも、設定する暗証番号の種類が1つではなく、最低2つ・最大で4つあるんです(汗)
「何で複数の暗証番号を設定する必要があるの!?」ということで、暗証番号の種類・桁数・何に使うのか?など、よく分からない点を総務省に電話で確認してみました。暗証番号を決める際の注意点が気になる方は、良かったら参考にしてみて下さい^^
個人番号カード暗証番号の種類
個人番号カードを受け取るときに、暗証番号設定が必要なものは次の4つです。
- 署名用電子証明書
- 利用者証明用電子証明書
- 住民基本台帳
- 券面事項入力補助用
但し、下の3つは同じ暗証番号でもOKという事で、少ない人で2つ・多い人で4つの暗証番号が必要になります。ただ総務省に電話してみた感想として、普通の人は2つで十分だと思います。使う機会も少なそうですし、暗証番号が沢山あっても訳分からなくなっちゃいますからね(汗)
では次に暗証番号の桁数・何に使うのか?1つ1つ確認してみましょう^^
注意ポイント
各項目であげる利用目的を使わないという方でも、暗証番号の設定は必要になります。
暗証番号その1:署名用電子証明書
【暗証番号の桁数】
英数字6 文字以上 16 文字以下
【利用目的】
- e-Taxなどの電子申告・納税
- ネットバンキングなどの民間オンライン取引
e-Taxはインターネットを使って確定申告や納税を行う国にシステムです。
これは、しばらく先の話です。民間銀行の対応は順次行っていくとのこと。
暗証番号その2:利用者証明用電子証明書
【暗証番号の桁数】
数字 4桁
【利用目的】
- マイナポータルへのログイン
- コンビニ交付
- 民間ネットバンキングへのログイン
マイナポータルはマイナンバー制度開始に伴い、国が2017年1月から運用を開始するマイナンバーのポータルサイトです。そこにログインするときにこの暗証番号を使います。
コンビニで住民票などを取得する際、この暗証番号を入力します。
しばらく先の話です。民間銀行の対応は順次行っていくとのことです。
暗証番号その3:住民基本台帳
【暗証番号の桁数】
数字 4桁
【利用目的】
- 役所での事務手続き
個人番号カードには住民票コード情報が入っています。役所で手続きをする際、住民票コードが必要なときにこの暗証番号を利用します。
暗証番号その4:券面事項入力補助用
【暗証番号の桁数】
数字 4桁
【利用目的】
- 会社で税金・保険関係の事務手続き
券面事項とは、個人番号カードの表裏に書かれている氏名・住所・生年月日などの情報のことです。会社はあなたに変わって、所得税や健康保険、年金の手続きを国に対して行っているので事務手続き上、社員の券面事項が必要になります。
その際、この暗証番号を利用するのですが、会社に暗証番号を知らせるのではなく、見えないように入力するという形になるようです。
まとめ:2種類の暗証番号を準備すれば大丈夫♪
個人番号カードを受け取りに行く際、2種類の暗証番号を準備しましょう。個人的には1つずつ準備しておけば大丈夫だと思います。但し大事な暗証番号なので、生年月日などの予測されやすい番号は避けましょうね!
① 数字4桁の暗証番号
② 英数字6 文字以上 16 文字以下の暗証番号
ちなみに暗証番号を変更したい場合は、市区町村の窓口で変更できるそうですよ^^
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。