先日、確定申告での未払金処理:携帯代など12月利用分が1月に引落しの場合という記事をご紹介させていただきましたが、逆に「12月に前払いしている1月分の家賃」はどうなのでしょうか?

この記事では、一般的に多いであろう「家賃」を例に、確定申告時における「前払費用」の処理方法をご紹介させていただきます。

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確定申告での「前払費用」の処理方法!

確定申告 前払費用

家賃は通常前払いしますよね。例えば、10月分の家賃を9月末に支払いますが、この場合、私は「お金を支払った月(9月)」に経費計上します。※勘定科目は「地代家賃」

毎月の経理処理は上記のとおりで問題ないのですが、確定申告締月である12月だけ確定申告用の処理を行います。12月に支払うのは、来年1月分の家賃ですから今年の経費ではありません。そこで「今年の経費ではありませんよ~」という処理が必要になるわけです。

具体的にいうと、私は毎年次のような会計処理を行っています。

【家賃の経理処理】

■1月末に支払い(2月分の家賃)
→1月に経費計上
■2月末に支払い(3月分の家賃)
→2月に経費計上
■3月末に支払い(4月分の家賃)
→3月に経費計上
■4月末に支払い(5月分の家賃)
→4月に経費計上
■5月末に支払い(6月分の家賃)
→5月に経費計上
■6月末に支払い(7月分の家賃)
→6月に経費計上
■7月末に支払い(8月分の家賃)
→7月に経費計上
■8月末に支払い(9月分の家賃)
→8月に経費計上
■9月末に支払い(10月分の家賃)
→9月に経費計上
■10月末に支払い(11月分の家賃)
→10月に経費計上
■11月末に支払い(12月分の家賃)
→11月に経費計上
■12月末に支払い(来年1月分の家賃)
→12月に前払費用として処理する

※確定申告が終わってから、「前払費用」→「次年度の経費」にする処理が必要ですが、これについては「確定申告後にやるべきこと」をいう記事でまとめてご紹介させていただきます。

確定申告前にfreeeで前払費用の経理処理を行おう!

【入力例】
■12月末に支払った「1月分家賃10万円」を確定申告用に「前払費用」処理を行う。

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freeeにログインし、「確定申告」をクリック。

freee 前払費用

「振替伝票」をクリック。

freee 前払費用

次の画面が表示されますので、下記のとおり入力し、「保存」をクリック。

発生日:12/31
借方の勘定科目:前払費用
金額:100000円
貸方の勘定科目:地代家賃
金額:100000円

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※画像をクリックすると大きくなります。

緑色で「振替伝票を作成しました」と表示されれば、完了です^^

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おわりに

お疲れさまでした、以上が確定申告時に行う「家賃」の前払費用処理になります^^

ここまでで、以下のポイントまで完了です!

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【初期設定】
初期設定①

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【入力業務】
自動同期した取引データ処理①入金編

自動同期した取引データ処理②出金編
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現金で支払った経費の入力

【確定申告用の処理】
確定申告時の未払金処理

確定申告時の前払費用処理ここまで完了!
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続いて確定申告時の減価償却処理を行います。→freeeで減価償却!今年中古で買った営業車を会計処理してみよう

【参考記事】
個人事業主必見!クラウド会計ソフトfreeeを無料で使い、3日間で確定申告を終わらせる方法!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。