通勤・通学で多くの方が持っているSuica(スイカ)、PASMO(パスモ)ですが、紛失してしまったときに気になるのが、「再発行の手続き方法」「チャージした金額はどうなる?」ではないでしょうか?
また「悪用されないか?」も心配になりますよね。
そこで今回はSuica・PASMOを紛失したときの手続き~再発行までについてまとめてみましたので、良かったら参考にしてみてください。
Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)を紛失してしまったら
①まず紛失したSuica、PASMOの種類を確認!
Suica、PASMOには4つの種類があります。
【無記名Suica・PASMO】
購入時に氏名・性別・生年月日・電話番号の情報を入力していない「無記名Suica・PASMO」を紛失した場合は、残念ながら再発行をすることができません。
【記名Suica・PASMO】
購入時に氏名・性別・生年月日・電話番号の情報を入力している(My Suicaなど)「記名Suica・PASMO」を紛失してしまった場合は、再発行をすることができます。
【Suica・PASMO定期券】
Suica・PASMO定期券は、購入時に氏名・性別・生年月日・電話番号の情報を入力しているため、紛失した場合は再発行をすることができます。
【クレジットカード機能付きSuica】
クレジットカード機能付きのSuicaカードを紛失した場合は、悪用されるリスクがあるため、すぐにカード会社へ連絡をしてカード利用停止の手続きをしてください。
クレジットカードを紛失したときの手続き方法は、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
⇒クレジットカード紛失!補償内容、悪用対策、再発行の注意点を確認
「記名Suica・PASMO」、「Suica・PASMO定期券」の購入時に入力した氏名・生年月日が、身分証明書と一致しない場合は、再発行手続きができないことがありますので、ご注意ください。
ご自身が失くされたSuicaやPASMOが再発行できるタイプか、確認できましたか?再発行できるタイプであれば、続いて利用停止手続きを取ります。
②利用停止の手続き方法
Suica、PASMOの利用停止手続きは、Suica、PASMOエリアの駅やバス営業所の窓口で手続きすることができます。(電話での利用停止は受付ていないそうです^^;)
手続きは紛失再発行届出書の本人確認欄(氏名・性別・生年月日・登録連絡先)を記載し、身分証明書(運転免許証・保険証・マイナンバーカード)と併せて利用停止の申請をします。
この利用停止手続きが完了した時点で残っているチャージ金額は補償され、再発行したSuica、PASMOに引き継がれます。また、定期券も同時に引き継がれますので「Suica・PASMO定期券」を購入していた人もご安心ください。
ただ、手続きが完了しない間は、誰でもチャージしたお金を使うことができるので、できるだけ早めに手続きを済ませましょう。
再発行手続きの流れを確認
①Suica、PASMOエリアの駅やバス営業所の窓口で利用停止手続きする。
このとき発行される「紛失再発行整理票」は再発行のときに必要になりますので大切に保管してください。
②再発行したSuica、PASMOを受け取る。
Suicaは、みどりの窓口、PASMOは、PASMOに載っていた定期券を発行した会社の窓口か定期券売り場で再発行することができます。Suica、PASMOの再発行は利用停止手続きの翌日から可能です。
即日再発行はできませんのでご注意ください。また、再発行の有効期間は再発行整理票を受け取った翌日から14日以内となっています。
再発行に必要なもの
- 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・保険証など)
- 紛失再発行整理票
Suica・PASMOの再発行をする人の中には、財布を落としてしまい、「再発行したいけど、身分証明書(免許証や保険証等)がない!」という人もいると思います。そこで、財布を落として運転免許証がない場合は何を持っていけばいいか?「JR東日本お問い合わせセンター」に電話して確認してみました^^
<その他の身分証明書>
- パスポート
- 年金手帳
- 社員証+住民票
- 学生証+住民票
確認することは「氏名・性別・生年月日」なので、社員証や学生証に生年月日が記載されていれば住民票は不要とのことでした。
再発行にかかる費用
Suica、PASMOを再発行する場合の手数料は、
510円(再発行手数料)+500円(デポジット)=1,010円
となります。(支払は現金のみです。)
自分で手続きに行けない場合は?
中には忙しくて利用停止手続きや再発行に行く時間がないという人もいると思います。
Suica、PASMOの再発行手続きは、本人以外でも可能なので、悪用など被害を最小限に抑えるためにも、ご家族などに相談して早めに手続きをするようにしましょう。
代理人(家族など)が手続きをする場合に必要なもの
- 紛失した人の身分証明書コピー(運転免許証・マイナンバーカード・保険証など)
- 代理人の身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・保険証など)
- 委任状
<委任状記入例>
代理人が利用停止手続きに行く場合の委任状記入例です。
<委任状記入例>
代理人が受け取りに行く場合も委任状が必要です。
終わりに
本日はSuica・PASMOの再発行手続きについてまとめてみましたが、如何でしたか?再発行の手続き後に紛失したSuica・PASMOが見つかった場合は、窓口へ持っていけば、デポジットの500円は返金されますよ^^
お財布を落としてしまった方でSuica・PASMO以外の手続きを調べている方はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
■財布紛失でやること!クレジットカード~身分証明書再発行手続きまとめ
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。