離職票を紛失!再発行の手順や必要書類を確認。最短で再発行するには?

この記事では、離職票を紛失してしまったときの対処法として、再発行の手順・必要書類についてまとめました。最短での再発行方法(即日も可能)をはじめ、いくつかの再発行方法をご紹介させていただきます。

また、申請に必要な「雇用保険被保険者離職票再交付申請書」の書き方も掲載しておりますので、是非ご活用ください。

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離職票ってこんな書類

離職票とは、雇用保険の失業給付(基本手当)を受給するときに必要で、退職後10日前後までに、退職した会社から渡されるものです。

ハローワーク利用案内より引用

上記のとおり離職票は、失業給付を申請するときに必要で、退職後10日前後で会社から送られてくる次のような書類です。※離職票は、離職票1と離職票2の2枚セットです。

【離職票-1サンプル】
離職票1
ハローワークインターネットサービスより引用

【離職票-2サンプル】
離職票2
ハローワークインターネットサービスより引用

離職票の再発行方法

勤めていた会社に再発行を頼む

勤めていた会社に依頼できる場合は、その会社に再発行を依頼しましょう。会社が電子申請を行っている場合は、データが残っているはずなので早いと思います。

ただし、退職時に離職票の発行を希望しなかった方は、そもそも離職票が発行されていない可能性もあります。その場合は、会社から離職証明書を送ってもらい自分でハローワークに持って行けば離職票が発行されます。※運転免許証と離職証明書を持って行ってください。※会社の住所を管轄するハローワークに行くと即日発行も可能なケース有。自分の住所を管轄するハローワークだと1週間くらい。

また、離職票の発行を希望したかどうか忘れてしまった方は、運転免許証を持ってハローワークに行きましょう。自分の現状がどうなっているのか調べてもらえますよ。

会社に頼みにくいという方は、次に紹介するハローワークでも再発行が可能です。

最短で再発行する方法(即日再発行も可能なケースあり)

最短で再発行してもらうには、勤めていた会社の住所を管轄するハーローワークに出向きましょう。混んでなければ即日再発行も可能です。

全国のハローワーク所在案内

但し、本社一括で雇用保険の手続きを行っている会社は、本社の住所を管轄するハローワークに行かないといけません。このあたりは会社によって違うので勤めていた会社の総務部に確認してみて下さい。

【必要書類】
必要書類は次の3点ですが、「雇用保険被保険者離職票再交付申請書」はハローワークに置いてあるので、運転免許証など本人確認書類と印鑑を持って行っていけばOKです。

  • 運転免許証
  • 印鑑
  • 雇用保険被保険者離職票再交付申請書 ※ハローワークにあります。

最寄りのハローワークだと約1週間くらいで再発行

最寄りのハローワークでも再発行は可能です。ただ、手続き上、最寄りのハローワークから会社の管轄ハローワークに再発行依頼をかけるのでどうしても時間がかかってしまいます。

再発行の期間は、ハローワークの混み具合にもよりますが、1週間は見ておいた方がいいと思います。

【必要書類】
必要書類は次の3点ですが、「雇用保険被保険者離職票再交付申請書」はハローワークに置いてあるので、運転免許証など本人確認書類と印鑑を持って行っていけばOKです。

  • 運転免許証
  • 印鑑
  • 雇用保険被保険者離職票再交付申請書 ※ハローワークにあります。
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郵送での再発行

ハローワークに電話確認したところ、離職票の再発行は原則窓口対応とのことですが、県外のハローワークに対して再発行申請を行う場合は郵送でも可能との回答でした。(同一都道府県内のハローワークに申請する場合には、原則郵送での再発行申請は出来ません。)なので、会社の住所を管轄するハローワークが県外という場合は郵送でも申請出来ます。

但し、再発行まで1か月近くかかるケースもあるようなので、急ぎの場合はハローワークに出向いてしまった方がいいでしょう。

もし郵送で再発行申請をする場合は、こちらから「雇用保険被保険者離職票再交付申請書」をダウンロードして使ってください。
雇用保険被保険者離職票再交付申請書

【必要書類】

  • 身分証明書のコピー(運転免許証・住民票など)
  • 雇用保険被保険者離職票再交付申請書
  •  ※書き方は次章を参照ください。

雇用保険被保険者離職票再交付申請書の書き方

次に離職票の再発行に必要な「雇用保険被保険者離職票再交付申請書」の書き方をご紹介させていただきます。

離職票再発行申請書2

【離職者】
自分の氏名・住所・性別・生年月日・郵便番号を記入します。

【離職前事業所】
会社の名称・住所・電話番号・郵便番号を記入します。

【取得年月日】
分かれば記入しましょう。わからなければ未記入でOKです。

【離職年月日】
会社を辞めた日を記入します。

【被保険者番号】
被保険者番号は、雇用保険被保険者に記載されています。雇用保険被保険者証を失くしてしまった場合は、こちらの記事も合わせてご参照ください。

雇用保険被保険者証を紛失→ハローワークで即日5分で再発行してくれた話

【離職票交付年月日】
分かれば記入しましょう。わからなければ未記入でOKです。

【離職票交付番号】
分かれば記入しましょう。わからなければ未記入でOKです。

【離職票の滅失又は損傷の理由】
再発行の理由を記入します。ここは「紛失」でOKです。

【交付を希望するもの】
離職票-1、離職票-2両方にチェック。

【申請者氏名欄】
記入日、氏名を記入し、捺印します。

離職前の会社名と被保険者番号さえわかれば、ハローワーク側で調べてくれるので、わからないところは未記入でも大丈夫です。また、自分の連絡先を書く欄がないので、付箋等で「不明点がある場合はこちらまで連絡をください。(携帯番号を記載)」などと書いておくといいと思いますよ。

おわりに

最後に、離職票の再発行は特に有効期限はありませんが、失業給付は原則離職の翌日から1年間と期限が決められています。離職票が必要な場合は早めに再発行の手続きをとりましょう。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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