マイナンバー制度がスタートすると、個人番号カードを作るかどうかで迷われる方も多いと思います。便利そうではあるけれど、自分にとってどんなメリットがあるのか?いまいち分かりずらいですよね。

そこで、個人番号カードのメリットや使い道、発行手数料など気になる点を調べ、まとめてみました。個人番号カードを申請するかどうかの判断材料の1つとして、ご覧いただけると幸いです^^

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確定している個人番号カードのメリットや使い道

まず、現在確定しているメリット・使い道は次の通りです。

①身分証明書として使える。
顔写真も付くので、運転免許書やパスポートと同様に身分証明書として使えます。また、マイナンバーの提示が必要な手続きにおいては、1枚だけで済む唯一の身分証明書です。

②発行手数料は無料。
当面の間、発行手数料は無料。ただし先のことはまだ決まっていないとのことです。紛失してしまった場合などの再発行手数料は、800円+200円(電子証明書の再発行手数料)で1000円かかってしまいます。

③住民票などをコンビニで取得できる。
コンビニ交付についてはこちらの記事に詳しく書かせていただきましたので、良かったら読んでみてください。
↓ ↓ 
個人番号カードを使った住民票のコンビニ交付!利用時間や手数料は?

④インターネットで確定申告(e-Tax)や納税が出来る。
個人番号カードのICチップに搭載されている電子証明書を使うことで、インターネットを使い自宅で確定申告や納税ができます。

⑤マイナポータルを使える。
個人番号カードのICチップに搭載されている電子証明書を使うことで、マイナポータルにログインできます。

マイナポータルとは?

マイナポータルとは、2017年1月スタート予定のマイナンバーのポータルサイトです。自分の個人情報のやり取り(不正に使われていないか?)を確認したり、市区町村から自分にあった控除やサービスの通知を受けることが出来ます。また行政手続きをインターネット上で行うことも出来るようになるそうです。

⑥図書カード・印鑑登録証として使える。
市区町村の条例により、使える場所と使えない場所がありますので、お住まいの市区町村でご確認ください。

⑦国家公務員身分証として使える。

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予定・検討中のメリット・使い道

次に予定・検討されているメリット・使い道です。政府も個人番号カード普及にかなり力を入れているようで、色々なお得対策を考えているようです^^※最新のニュースやマイナンバー制度活用ロードマップ(案)から気になったものをいくつかご紹介させていただきます。

①消費税が10%に上がる際、個人番号カードで2%還付
2017年4月から消費税が10%に上がる負担減税策として、個人番号カードの利用が検討されています。還付対象となるは、酒類を除く飲食良品。一旦レジでは10%の消費税を払い、後でインターネットなどで申請すると2%分を還付してくれるというもの。

②健康保険証として使えるようになる。
これは少し先の話で2017年7月以降の出来るだけ早い時期とのことです。※2015/6/30閣議決定

③運転免許証との一体化。
2017~2019年実現に向けて検討中とのこと。個人的には、是非一緒にしてもらいたいです。身分証明書を2つ持つのは面倒ですし、財布を無くしてしまったとき最悪ですから(汗)

④個人番号カードをデビットカード・クレジットカード・キャッシュカードとしても利用。
2017~2019年実現に向けて検討中とのこと。

⑤国税のクレジットカード納付開始(マイナポータルにて)
2017年2月に開始予定とのこと。

⑥個人番号カードを使って民間企業のさまざまなサービスが始まる
マイナンバー制度開始と同時に、公的個人認証が民間企業に解放されるため、オンラインショッピング、ネットバンキング、ネット証券などいろいろなサービスが出てくると思います。

終わりに

予定・検討中のメリット・使い方は、まだ先のことなので実際どうなるのかは分かりませんが、記事中にも書いたとおり、政府は個人番号カードの普及にかなり力を入れています。

発行手数料は無料ですし、お得なこともありそうなので個人的には作ってみようと思っています^^

【2017年2月22日追記】
マイナンバーに関する手続き(紛失・再発行・申請・変更など)で不明点がある場合は、こちらの「マイナンバー手続き完全ガイド」をご活用ください^^
マイナンバー手続き完全ガイド!(紛失・再発行・申請・変更・その他)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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