マイナンバー制度では、「マイナンバーカード」・「通知カード」・「個人番号カード」という3つのカード名をよく耳にします。
ただ「マイナンバーカード」と「個人番号カード」は呼び方が違うだけで、同じものなので、僕たちがこれから使っていくのは「通知カード」と「個人番号カード」の2枚です。
この記事では、「通知カード」と「個人番号カード」の違いについてまとめてみましたので、良かったら参考にしてみて下さい^^
「見た目」の違い
※画像は名古屋市のホームページから引用させていただきました。
通知カード
紙製で、大きさは運転免許証・キャッシュカードと同じサイズです。
(記載内容)
表面
- 個人番号
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
裏面
- 備考欄※住所変更等記載
個人番号カード
プラスチック製で、大きさは運転免許証・キャッシュカードと同じサイズです。
(記載内容)
表面
- 氏名
- 住所
- 顔写真
- 生年月日
- 性別
- 電子証明書の有効期限
- 臓器提供意思表示欄
- 備考欄※住所変更等記載
裏面
- 個人番号
- 氏名
- 生年月日
- セキュリティコード
使い道(用途)の違い
通知カード
通知カードは、全国民に12桁のマイナンバーをお知らせするために市区町村から送られてきます。
マイナンバー制度が始まると、自分のマイナンバー(個人番号)を記入する機会がとても増えます。その際、自分のマイナンバーが正しいかどうかを確認するために通知カードを使います。ちなみに顔写真が載っていないので、身分証明書としては使えません。
個人番号カードを作ると、通知カードは市区町村に返却しますが、それまでに無くしてしまうと自分のマイナンバーが分からなくなってしまうので、大切に保管して下さいね^^無くしてしまうと再発行が必要です。
【2017年2月22日追記】
マイナンバーに関する手続き(紛失・再発行・申請・変更など)で不明点がある場合は、こちらの「マイナンバー手続き完全ガイド」をご活用ください^^
■マイナンバー手続き完全ガイド!(紛失・再発行・申請・変更・その他)
個人番号カード
個人番号カードは、表面に顔写真・裏面にマイナンバーが載っているので、マイナンバーの確認と身分証明書、両方の使い方が出来ます。但し通知カードと違い、家に送られてくるわけではないので、作るには別途申請が必要です。
個人番号カードは、今後いろいろな使い道が検討されているので、よかったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。
【通知カード】と【個人番号カード】主な違いまとめ
通知カード | 個人番号カード | |
---|---|---|
交付対象 | 国民全員 | 希望者 |
交付目的 | 通知 確認 |
いろいろ |
身分証機能 | なし | あり |
有効期限 | なし | あり |
顔写真掲載 | なし | あり |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
再発行手数料 | 500円 | 1000円 |
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです^^