今回は引っ越したあとに必要な手続き「銀行の住所変更」について、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行の手続き方法をまとめました。
引っ越しが決まると色々な手続きが必要になりますが、銀行の住所変更には期限がなく、住所が変わっても引き落としや振り込みなど、今まで通り利用できるので忘れてしまう人も多いと思います。
そこで気になる「銀行の住所変更手続きを忘れると、どう困るのか?」についても調べてみましたので、良かったら参考にしてみてください。
※目次で取引先銀行を選んでクリックしてください。
銀行の住所変更手続きを忘れて困ること
銀行の住所変更手続きを忘れて困ることは、
・投資信託などの「特定口座年間取引報告書」が手元に届かなくなる
・届出印、通帳、キャッシュカードを紛失したときの手続きに時間がかかる
その他、銀行からの通知を新住所で受取れなくなってしまうので注意してください。
⇒郵便局の転居届、ネット・ハガキ・窓口一番早く転送開始されるのは?
それでは、各銀行の住所変更手続きを確認していきましょう!
三菱UFJ銀行の場合
住所変更の手続き方法は、下記の①~⑤があります。
- ①窓口
- ②電話
- ③テレビ窓口
- ④インターネットバンキング
- ⑤かんたん手続アプリ
①窓口で住所変更する方法
全国にある三菱UFJ銀行の支店窓口で住所変更が可能です。但し、手続きは本人のみとなります。
<必要になるもの>
- 通帳
- 銀行届出印
- マイナンバーを確認できる書類(※1)
- 新住所が確認できる本人確認書類(※2)
(※1)個人番号カード、通知カード、マイナンバーが記載されている住民票(発行から6ヶ月以内のもの)
(※2)運転免許証など、身分証明書の住所変更をしていない場合は、新住所が確認できないので注意してくださいね。引っ越し後、すぐに手続きをする方は、住民票(新住所)と身分証明書(旧住所)をセットにして提示してください。
②電話で住所変更する方法
住所変更を電話で行う場合は、本人(口座名義人)がコールセンターに電話をして手続きすることが可能です。手続きには、口座情報と本人確認(登録中の住所・氏名)が必要になりますので、通帳を準備してから電話をするとスムーズに手続きができますよ。
三菱UFJ銀行コールセンター 0120-860-777(携帯からも可)
受付時間 9:00~21:00
音声ガイダンスの後に、「1」⇒「1」を押してください。
電話で手続きができないケースを確認
・新住所にまだ住んでいない場合
・キャッシュカードまたは預金通帳の喪失手続中の場合
・銀行届印の改印手続中の場合
・普通預金がEco通帳の場合
上記の場合は、電話手続きができませんので、その他の①~⑤を選択してください。
③テレビ窓口で住所変更する場合
三菱UFJ銀行の支店には「テレビ窓口」が設けられているところがあります。テレビ窓口設置店では、テレビ窓口でも住所変更の手続きが可能です。
手続きの流れは、テレビ窓口のタッチパネルで「スタート」⇒「各種お届け」⇒「キャッシュカードによる住所変更・電話番号変更のお届け」を選択します。あとは必要事項を入力すれば手続き完了です。
<必要になるもの>
- キャッシュカード
平日の15:00を過ぎても(土曜・祝日も)手続きができるので、仕事の都合などで、なかなか窓口に行けない方は、「電話」か「テレビ窓口」がおすすめです^^
④インターネットバンキングで住所変更する場合
インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」を利用している方は、ログイン後マイページから住所変更の手続きが可能です。
手続きはこちらから⇒三菱UFJ銀行ホームページ>インターネットバンキングで住所変更
ワンタイムパスワード(スマートフォンアプリまたはカード)の利用が必須となります。
⑤かんたん手続アプリで住所変更をする場合
スマートフォンに「かんたん手続アプリ」をダウンロードし、メニューから「住所・電話番号の変更」を選択して手続きすることが可能です。
ただし、次の場合は、利用することができませんので注意してください。
・届出ている電話番号に銀行から電話が入るため、その電話番号で受電できない場合
・キャッシュカードの喪失手続き中の場合
・暗証番号を間違えてキャッシュカードが使えない場合
・海外→海外で住所を変更する場合
その他、投信口座、債券口座、財形預金などの取引がある場合、「かんたん手続アプリ」はで手続きをすすめることができませんので注意してください。
三井住友銀行の場合
手続きは下記の3つの方法があります。
- 窓口
- インターネットバンキング(SMBCダイレクト)
①窓口で住所変更する方法
三井住友銀行の各支店窓口で住所変更が可能です。但し、手続きは本人のみとなります。
<必要になるもの>
- 銀行届出印
- 新住所が確認できる本人確認書類(※1)
- マイナンバーが確認できる書類(※2)
(※1)運転免許証、パスポート、保険証など。身分証明書の住所変更をしていない場合は、新住所が確認できないので注意してくださいね。引っ越し後、すぐに手続きをする方は、住民票(新住所)と身分証明書(旧住所)をセットにして提示してください。
(※2)通知カード、個人番号カード、個人番号が記載されている住民票(発行日から6ヶ月以内のもの)
②インターネットバンキングで住所変更する場合
インターネットバンキング「SMBCダイレクト」を利用している方は、ログイン後マイページから住所変更の手続きが可能です。
手続きはこちらから⇒三井住友銀行ホームページ>住所変更
住所変更にはパスワードカードに表示されるワンタイムパスワードが必要になります。
みずほ銀行の場合
①窓口で住所変更する方法
みずほ銀行の各支店窓口で住所変更が可能です。但し、手続きは本人のみとなります。
<必要になるもの>
- 通帳
- 銀行届出印
- 身分証明書(旧住所のままでも可)
- 新住所が確認できる本人確認書類(※1)
(※1)運転免許証など、身分証明書の住所変更をしていない場合は、新住所が確認できないので注意してくださいね。引っ越し後、すぐに手続きをする方は、住民票(新住所)と身分証明書(旧住所)をセットにして提示してください。
②みずほダイレクトで住所変更する場合
「みずほダイレクト」を契約している方は、インターネットバンキングかテレホンバンキングで手続きすることが可能です。インターネットバンキングの場合は、ログイン後「各種手続き」⇒「住所変更」から手続きができます。
手続きの詳細はこちらから⇒みずほ銀行ホームページ>住所変更
③電話で住所変更をする場合
電話で住所変更をする場合は、テレホンバンキング:0120-898-324で受付ています。
<受付時間>
月曜日~金曜日 9:00~21:00
土曜日 9:00~17:00
(※日曜日、祝日・振替休日、1月1日~3日はお休みです。)
手続きの際には、次の暗証番号が必要です。
みずほダイレクトに契約している方は「第1暗証番号」
みずほダイレクトに契約していいない方は「キャッシュカードの暗証番号」
ゆうちょ銀行の場合
手続きは下記の2つの方法があります。
- ①窓口
- ②郵送
①窓口で住所変更をする場合
ゆうちょ銀行の各店舗窓口で住所変更が可能です。他の銀行と違うところは、本人以外の代理人(家族など)でも手続きが可能という点です。
代理人が手続きをする場合は、別途、委任状と代理人身分証明書が必要になります。
<必要になるもの>
- 住所移転届書(窓口に用意されています。)
- 通帳
- 銀行届出印
- 新住所が確認できる本人確認書類(※)
(※)運転免許証など、身分証明書の住所変更をしていない場合は、新住所が確認できないので注意してくださいね。引っ越し後、すぐに手続きをする方は、住民票(新住所)と身分証明書(旧住所)をセットにして提示してください。
ゆうちょダイレクト+(プラス)を利用している方は、通帳の代わりにキャッシュカードが必要です。
②郵送で住所変更する場合
住所変更を郵送で行う場合は、PCで住所変更届作成フォームに必要事項を入力し、印刷してから郵送します。
手続きの詳細はこちらから⇒ゆうちょ銀行ホームページ(住所移転届出書の作成)
郵送手続きの場合は、新住所が確認できる本人確認書類(運転免許証、個人番号カード、保険証など)の裏表コピーが必要になりますので、忘れず同封してください。
終わりに
今回は、引っ越し後に手続きが必要な銀行の住所変更についてまとめてみましたが、如何でしたか?銀行の住所変更には期限がないため、手続きを忘れている方も多いと思います。
ただ、キャシュカードや通帳を紛失したときなど、住所が違っていると手続きに時間がかかってしまうので、早めの手続きをおススメします。
⇒引越し手続きリスト、役所・郵便局・免許証など手続きをまとめて紹介!
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。