車検証は、普段、車内のダッシュボードの中に大切に保管している人が多いと思いますが、中には、その車検証を「紛失してしまった!」「誤って破ってしまった!」という人もいると思います。

そこで今回は「車検証の再発行」について、必要な書類(委任状、理由書など)の書き方、費用や再発行までの流れなどを確認することができるので、良かったら参考にしてみてください。

※今回は、普通車(ナンバープレートの色が白)のケースをまとめいます。

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車検証を紛失してしまったら?

車検証の再発行はナンバーを管轄する運輸局運輸支局の窓口で手続きをすることができます。

車検証の再発行手続きの流れは、次のとおりです。

「窓口でOCR申請書第3号様式を購入」

「申請用紙に必要事項を記入」

「再交付申請手数料の支払い(印紙購入)」

「印紙を添付し窓口へ提出」

<OCR申請書第3号様式の記入例>
申請書 記入例
①「自動車検査証再交付」にチェックを入れます。

②「車台番号」は、車検証を見ながら正確に記入してください。

③「自動車登録番号」には、ナンバープレートの情報を記入します。

④「申請人欄」に所有者の情報を記入します。

⑤提出先の陸運局名と日付を記入します。

⑥「使用の本拠の位置の欄」には、車を登録している本拠の位置を記入します。

⑦「申請又は請求の事由の欄」には、再発行の理由を記入します。

書類に不備がなければ即日発行されます。また時間は混雑状況にもよりますが、1時間ほどで新しい車検証が交付されます。

もうすぐ車検なのに「自動車納税証明書」を紛失してしまった!?という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
↓   ↓   ↓
車検間近!自動車納税証明書を紛失!引越した場合はどこで再発行するの?

車検証再発行に必要な書類

本人が申請する場合と、代理人が申請する場合では必要な書類が異なりますので、確認していきましょう。

<本人が申請する場合>
身分証明書(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
OCR申請書第3号様式(窓口で購入)
手数料納付書(窓口で発行)
<本人以外の代理人が申請する場合>
理由書(車検証を紛失して、返還できない場合は理由書が必要です。)
委任状 (申請者の認印が必要です。)
代理人の身分証明書(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
申請書(窓口で購入)
手数料納付書(窓口で購入)

車検証の汚れ、破損などが理由で再発行する場合は車検証の原本が必要です。

【理由書の記入例】
理由書

【委任状の記入例】
委任状

代理人が申請する場合は理由書委任状が必要です。

委任状の書式に決まりはありませんが、理由書の書式は各都道府県で決められている場合があるそうなので、事前に管轄の陸運局で確認してみてください。

再発行にかかる費用は?

<普通車の場合>
・自動車登録印紙 300円
・申請用紙     50円
       合計350円

車検証不携帯の罰則は?

道路運送車両法の第66条の「50万円以下の罰金」の対象となります。車検証不携帯であっても違反点数の減点はありませんが、事故を起こすと相手にも迷惑がかかるので車検証を紛失した場合は早めに再発行の手続きをして、しっかり携帯するようにしましょう!

終わりに

車検証の再発行は業者に依頼することもできますが、やはり手数料が高いのが気になりますね。

今回調べたように本人やご家族の方が代わりに申請をする場合、書類の記入も難しくないですし、かかる費用も400円程度なので、できるだけ自分や家族にお願いして手続きをすることをおススメします^^

車検証の住所変更については、こちらの記事を参考にしてみてください。
↓   ↓   ↓
車検証の住所変更:必要書類と委任状、車検は旧住所のままでも通ります!

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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