今回は引っ越しでやることリスト<ガスの手続き編>として「ガスの利用停止・利用開始手続き」方法、「ガス会社の連絡先」などをまとめてみました。また、「ガスの利用開始手続きを忘れてしまった場合はどうなる?」についても電話で確認してみましので、これから引っ越しをされる方は、参考にしてみてください。
引っ越しが決まったら
引っ越しが決まると荷造りや引っ越し業者の手配など色々とやることが増えてきますが、引っ越しをすることでやらなければいけない手続きも増えてきます。
特に電気・ガス・水道は生活する上で必要なライフラインです。新居でスムーズに利用できるよう引っ越し日時が決まったら、早めに手続きをしておきましょう!
<引っ越しでやることリスト(電気手続き編)>はこちらの記事を確認してみてください。
■電気の(停止・開始)手続き、引越し前に連絡するのを忘れた場合は?
<引っ越しでやることリスト(水道手続き編)>はこちらの記事を確認してみてください。
■【引っ越し】水道の(開始・中止)手続き、新居で水が出ない場合は?
ガスの閉栓⇒開栓まで手続きの流れ
①引っ越し先のガスの種類を確認
まず、新居のガスの種類を確認します。同じガス会社の供給エリア内で引越しをされる場合は、「ガスを止める」⇒「ガスを使う」手続きを一括で申込むことができるからです。
ガスの種類を確認する方法は物件の募集図面や不動産屋さんで確認することができます。
ガスの種類は?
家庭で使用するガスの種類は、「プロパンガス」「都市ガス」の2種類あります。ガスコンロはLPガス(プロパンガス)用と都市ガス用とそれぞれ設計が異なるため、ガスコンロを家電量販店やネットで購入する際は、注意してください。
②ガス会社へ「閉栓」(ガスを止める)の連絡
引っ越し日が決まったら、現住居のガスの利用停止手続き(電話もしくはインターネットで)をします。
このときに確認することは、
・いつまでガスを利用するか?
・閉栓の立ち合いが必要か?
・引っ越し先の新住居でも同じガス会社を利用するか?
・引っ越し日までの利用料金の支払方法は?
基本的にガスの閉栓には立ち合いは必要ありませんが、オートロック式の建物でガスメーターの設置が建物内にある場合は、立ち合いが必要となります。(管理人さんがいる場合は、立ち合い不要です。)
また、引っ越し日に現地で清算をしたい方、退去時に清算が必要なガス会社の場合は立ち合いが必要になります。
③ガス会社へ「開栓」(ガスを開ける)の申し込み
引っ越し日が決まったら、新居のガスの利用開始手続き(電話もしくはインターネットで)をします。
ガスの開栓には立ち合いが必要です。土日に引っ越しをする方が多いと思いますが、都市ガスの立ち合いは土日祝(年末年始)も受け付けています。引っ越しシーズンは混み合いますので、引っ越し日時が決まったら、早めに予約を取るようにしてください。
④ガスの「開栓」(ガスを開ける)作業
立ち合いで作業員の方が行うことは「ガスの開栓作業」「ガス器具の点火確認」です。ガスコンロ以外にガス器具をお持ちの方は事前に準備しておいてください。作業時間は20分~40分程度です。その間は外出できませんので、お部屋に荷物を入れている時間帯に訪問~作業してもらうと良いと思います。
<ガスの閉栓・開栓手続きに必要になる情報>
- お客さま番号※(ガスの「ご使用量のお知らせ」に記載されています)
- 契約者氏名・現住所
- 引っ越し先の住所・電話番号(携帯可)
- 利用停止日(引っ越し日)
- 利用開始日(引っ越し日)
- 閉栓作業立ち合い時間帯(オートロックの建物でガスメータが建物内にある場合)
- 開栓作業立ち合い時間帯
- 日中の連絡先(携帯可)
- 利用料金の支払い方法
※お客さま番号がわからない場合は、契約者氏名・住所・支払が口座振替もしくはクレジットカードの場合、カード番号の下4桁の番号で手続きが可能です。
電話で手続きする場合の連絡先
ガスの閉栓・開栓手続きを電話でされる方は、会社・地域ごとに連絡先が異なりますので、引っ越しのエリアから連絡先を確認してみてください。
<都市ガス大手4社の連絡先>
■東京ガス:0570-002230
月曜日〜土曜日 9:00~19:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
■東邦ガス:0570-015456
平日 9:00~17:00
■大阪ガス:大阪ガスホームページ>エリア別連絡先
月曜日〜土曜日 9:00~19:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
■西部ガス:0570-000-312
月曜日〜土曜日 9:00~19:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
その他、エリアごとに検索できます。
■東北エリア:日本ガス協会ホームページ>東北地区
■関東甲信越エリア:日本ガス協会ホームページ>関東甲信越地区
■東海・北陸エリア:日本ガス協会ホームページ>東海・北陸地区
■近畿エリア:日本ガス協会ホームページ>近畿地区
■中国・四国エリア:日本ガス協会ホームページ>中国・四国地区
■九州・沖縄エリア:日本ガス協会ホームページ>九州・沖縄地区
インターネットで手続きする場合の注意点
大手ガス会社の場合は、インターネットからガスの閉栓・開栓手続きをすることができようになっています。インターネットでガスの閉栓・開栓手続きをする場合には「お客様番号」が必要になります。
口座振替やクレジットカード払い以外の支払方法で「お客様番号」がわからない場合は、インターネットで手続きをすることができませんので、電話で手続きをするようにしてください。
また手続きするのを忘れしまった方など、「利用開始希望日」(引っ越し日)が3日前~当日の場合も電話で手続きとなります。(各会社によって異なります。)
ガスの利用開始手続きを忘れてしまった場合は?
「引っ越しの準備が忙しくてガスの利用停止・利用開始手続きをするのを忘れてしまった!」という方もいると思います。その場合はどうしたらいいか?今回は東京ガスに電話で確認してみました。
ガスの利用停止・開始の連絡が、引っ越し前日もしくは当日になってしまった場合でも、即日利用できるように対応していただけるとのことでした。
ただ、当日の連絡が遅くなったり、引っ越しハイシーズン中など立ち合い作業員のスケジュールに空きがない場合は、翌日以降の開栓作業になるそうなので、気付いたら早めに連絡するようにしてください。
⇒引越し手続きリスト、役所・郵便局・免許証など手続きをまとめて紹介!
終わりに
ガスの利用開始手続きで注意するとは、ガス会社の方の立ち合いが必要になる点です。引っ越し当日に開栓作業を依頼する場合は、予約する立ち合い時間帯に注意してください。引っ越し作業が遅れて、新居に到着する時間が遅れる場合などは必ず連絡をするようにしてください。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。