昨年から多くの会社で導入され始めている確定拠出年金制度(DC)。この制度をきっかけに、投資信託を始めた・興味をもった!という方もとても多いようですね。僕自身はサラリーマンではないのですが、前から投資信託に興味があり、今回、個人型確定拠出年金を利用して、インデックス投資を始めることにしました。
この記事では、自分がインデックス投資に挑戦するにあたり、投資信託初心者が確定拠出年金制度を利用し、インデックス投資を選ぶメリットについて、自分なりに調べたことをまとめてみました。僕と同じく投資信託初心者で、インデックス投資に興味のある方は、良かったら参考にしてみて下さい。
確定拠出年金(DC)でインデックス投資を選ぶメリット!
色々調べる中で、投資信託初心者である僕が惹かれた、インデックス投資のメリットは次の4つです。
- 税制メリットを有効活用できる。
- リスクを抑えることが出来る。
- 手間がかからない。(ほったらかしに出来る。)
- 商品を選ぶ選択基準がわかりやすい。
税制メリットを有効活用できる
確定拠出年金制度を利用するメリットは、90%以上が税制面のメリットです。
【確定拠出年金 税制メリット】
①掛金が全額所得控除の対象になる。
②運用益が非課税になる。
①「掛金が全額所得控除の対象になる」は、どの商品を選んでも同様に受けることの出来るメリットですが、②「運用益が非課税になる」というのは、運用していないと得られない税制上メリットです。
ちなみに、毎月1万円の積み立てで、年間5%の利回りを目標設定しているインデックス投資の場合、福利計算すると25年で掛金300万が2倍の600万になる計算です。運用で増えた300万に対して税金がかからない!というわけですね。
リスクを抑えることが出来る
これは投資信託で、インデックス投資をアクティブ運用(積極的に運用する投資)と比較した場合の話です。そもそも確定拠出年金は、基本的に60歳になるまで受け取ることは出来ないので、積み立て目的は、完全に老後資金です。老後資金を、大きなリスクにさらすわけにはいきません。
リスクを覚悟して勝負するのはわりと好きな方ですが(笑)、それは老後資金以外のお金でするべきだと個人的には考えています。その点インデックス投資のリスクは、一般的にも受け入れやすいサイズのリスクではないかと思います。僕は掛金の1/3を無くなってもいい最大のリスクとして想定しています。
手間がかからない(ほったらかしに出来る)
僕が一番惹かれたメリットはこれです。先ほども書きましたが、確定拠出年金の目的はあくまで老後資金です。老後資金も大切ですが、今は仕事で手一杯なので(汗)正直あまり手間をかけられません。これはサラリーマンの方も同じではないでしょうか?
インデックス投資を実践されている方のブログや書籍を読ませていただいた限り、最初の商品選定をしっかりとしておけば、後は年に一回バランスの見直しを行うくらいで大丈夫のようです。まあ、この辺は自分で実践してみてから、またあらためて実際の感想もかかせていただきますね。
商品を選ぶ基準がわかりやすい
確定拠出年金の商品ラインナップを見たことのある方はお分かりいただけると思いますが、何しろ商品名が小難しく、ただ漠然と商品説明を読んでも全く意味がわかりません!何の基準も持たない投資信託素人が購入商品を自分で選ぶには、簡単な選択基準が必要です。
インデックス投資の場合、商品を選ぶ基準は「手数料の安さ」のみでOK。一番大切で投資結果を左右するのは資産配分(国内株式・外国株式・国内債券・外国債券のうち、どれをどの割合で購入するかの配分)の決定なので、商品自体は手数料の安さだけ判断することが出来るわけです。
終わりに
今回の記事は、色々なサイトや書籍で勉強したことをまとめたのですが、インデックス投資初心者の方には、こちらの書籍がとてもわかりやすく・具体的に書かれているのでおススメです。確定拠出年金だけでなく、NISAとの併用方法なども書かれていて僕はとても勉強になりました!
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それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。