この記事では、freeeで自動取得したクレジットカード・デビットカード取引の仕訳・登録方法をご紹介させていただきます。
クレジットカードとデビットカードは、若干処理方法が異なるので、分けて記載しております。目次からご自身に該当する方をご参照ください。
自動取得したクレジットカード取引を仕訳をしてみよう
仕訳する際、必ず「品目」も入力しておこう!
仕訳する際、必ず「品目」まで入力しておきましょう。何にいくら使ったのか?がわかりやすいですし、後々必要になる「確定申告時の家事按分処理」のときに役立ちます!
freeeでのクレジットカード決済処理は、次の2つの会計処理が必要です。2つとも簡単な処理なので、是非ご一緒にやってみてください^^
①購入時の会計処理
②口座から引落し時の会計処理
【①購入時の会計処理】
freeeにログインし、処理するクレジットカードのオレンジ色の数字をクリック。※このオレンジ色の部分には、自動同期で取得し、まだ処理していない取引データ数が表示されます。
自動取得したクレジットカード取引一覧が表示されますので、処理する取引を選んでください。ここでは、下記画像一番上の「Amazonでプリンターのインクセット(4337円)をクレジットカードで買った取引」を処理してみたいと思います。
選んだ取引の「カンタン取引登録」をクリック。次に勘定科目をクリックし、「物品の購入等」から「消耗品費」を選択。※プリンターのインクは「消耗品費」に仕訳します。
続いて品目を登録します。「品目・部門・メモタグ」欄に「じ」と入力。すると「事務用品」という品目が表示されるので、選択。
品目を確認し「登録」をクリック。これで「購入時の会計処理」は完了です。
続いて、銀行口座から引落される際の処理を行います。
クレジットカード決済は、ひと月分の使用分を翌月まとめて引落しになるのが一般的です。今回処理した取引以外の使用分も上記を参考に処理してみてください。
【②口座から引落とし時の会計処理】
「ホーム」をクリック。
クレジットカードが引落としされる銀行口座のオレンジ色数字部分をクリック。
選択した銀行口座の自動取得した取引一覧が表示されますので、今回処理するクレジットの引落し取引を探します。※クレジットカードの利用明細から金額や引落日をご確認ください。
処理する取引が見つかったら、「口座振替・カード引落し」をクリックし、「振替先口座を口座を選んでください」から使用したクレジットカードを選択。
「登録」をクリックし完了です!
クレジット決済は2工程の会計処理が必要!
①購入時の会計処理
②口座から引落し時の会計処理
自動取得したデビットカード取引を仕訳してみよう
仕訳する際、必ず「品目」も入力しておこう!
仕訳する際、必ず「品目」まで入力しておきましょう。何にいくら使ったのか?がわかりやすいですし、後々必要になる「確定申告時の家事按分処理」のときに役立ちます!
デビットカードの場合もクレジットカードとほとんど同じ処理方法ですが、クレジットカードが月に一度の引落しに対して、デビットカードは取引ごとに引落しされるので、その都度会計処理が必要です。
では、デビットカード決済も実際に処理してみましょう。
【①購入時の会計処理】
freeeにログインし、処理するデビットカードのオレンジ色の数字をクリック。
自動取得したデビットカード取引一覧が表示されますので、処理する取引を選んでください。ここでは、下記画像一番上の「Amazonで1955円の本を購入した取引」を処理してみたいと思います。
選択した取引の「カンタン取引登録」をクリック。次に勘定科目をクリックし、「物品の購入等」から「新聞図書費」を選択。※本は「新聞図書費」に仕訳します。
続いて品目を登録します。「品目・部門・メモタグ」欄に「しょ」と入力。すると「書籍・雑誌」という品目が表示されるので、選択。
これで購入時の処理は完了です。続いて、口座から引落とし時の処理を行いましょう。
【②口座から引落とし時の会計処理】
「ホーム」をクリック。
デビットカードが引落としされる銀行口座のオレンジ色数字部分をクリック。
該当口座で自動取得した取引一覧が表示されるので、その中から「Amazonで1955円の本を購入した取引」を探します。
見つけたら、「口座振替・カード引落し」をクリックし、「振替先口座を選んでください」から該当のデビットカードを選択。
最後に「登録」をクリックして完了です!
おわりに
お疲れ様でした^^ここまでで以下のポイントまで完了です!
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【初期設定】
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【入力業務】
自動同期した取引データ処理①出金編
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自動同期した取引データ処理②クレジットカード編←ここまで完了!
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次は、自動取得した取引データ処理③入金編です!→freee:自動取得した取引の仕訳②入金編。売上や銀行利息などの登録方法
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。