普通自動車の名義変更で陸運局へ!必要書類とかかった費用、時間まとめ

先日、陸運局に行き、普通自動車の名義変更をしてきました。今回は自分の車ではなく、妹夫婦の車の名義変更を行ったので、代理人の立場での名義変更です。

この記事では、「普通自動車の名義変更に必要な書類」、「陸運局での流れや、かかった費用・時間」、また、「失敗した~先にやっておけば良かった!と感じた名義変更時の注意点」について、今回の体験を元にまとめてみました。

「自分自身で名義変更する」という方はもちろん、「代理人が手続きする(旦那さんが仕事でいけないから奥さんが変わりに手続きをするなど)。」という場合にもご活用いただける内容となっております。これから普通自動車の名義変更を行う!という方は、陸運局に行く前の参考にしてみて下さい。

※普通自動車の名義変更する際、別途警察署にて車庫証明書の申請が必要です。車庫証明書の発行には、3~5日かかるので、陸運局に行く前に申請しておきましょう。
車庫証明書:必要書類(地図等)の書き方と記入例。費用や発行期間も確認
スポンサーリンク

普通自動車の名義変更は必要書類が揃っていれば、大丈夫!

結論から言うと、必要書類をしっかり揃えることができれば、特に問題なく普通自動車の名義変更は行えます。書類の書き方は陸運局で教えてもらえるので、それほど心配いりません。わからないところは空白にしておいて、陸運局で教えてもらいましょう^^

今回私が陸運局に行く前に準備した書類は次の8点です。

【陸運局に行く前に準備した必要書類8点】

  • 旧所有者の印鑑証明書
  • 旧所有者の譲渡証明書→ダウンロード
  • 旧所有者の委任状→ダウンロード
  • 車検証
  • 新所有者の印鑑証明書
  • 車庫証明書
  • 新所有者の委任状 ※代理人が名義変更にいく場合のみ必要。→ダウンロード
  • 印鑑 ※新所有者本人が行く場合は、実印。代理人がいく場合は認印でOK。

※印鑑証明書と車検証の記載(氏名・住所など)が異なる場合は、別途住民票などの書類が必要です。このあたりはケースバイケースなので記事最後に掲載している問い合わせ先に電話して確認してみて下さい。

旧所有者・新所有者ごとに必要書類確認リストを作成しましたのでご活用ください。※画像つき

旧所有者に準備してもらうもの

  • 印鑑証明書 ※発効日より3ヶ月以内のもの
  • 譲渡証明書 ※旧所有者の実印が押されているもの
  • 委任状 ※旧所有者の実印が押されているもの
  • 車検証

印鑑証明書 

※発効日より3ヶ月以内のもの
新所有者 印鑑証明書

譲渡証明書

車検証を参考に、車名・型式・車台番号・原動機の型式を記載。譲渡する人の氏名・住所を記載し、実印を押します。
譲渡証明書

委任状

  • 受任者=代理人の住所・氏名を記載。
  • 「下記自動車の○○申請に関する権限」のところは、名義変更の場合は「移転登録」となるそうです。私は陸運局で確認後「移転登録」と記載しました。
  • 自動車登録番号又は車台番号は車検証を参照し記載。
  • 委任者の氏名・住所を記載し、実印を押します。

新所有者 委任状

新所有者が準備するもの

  • 印鑑証明書 ※発効日より3ヶ月以内のもの
  • 車庫証明 ※発効日より1ヶ月以内のもの
  • 委任状 ※新所有者の実印が押されているもの ※代理人が手続きする場合のみ必要
  • 印鑑 ※新所有者本人が行く場合は、実印。代理人がいく場合は認印でOK。

印鑑証明書

新所有者 印鑑証明書

車庫証明

車庫証明は、事前に警察署で申請しておく必要があります。車庫証明の申請方法については、こちらの記事に詳しく書かせていただきましたので合わせてご参照ください。
車庫証明書:必要書類(地図等)の書き方と記入例。費用や発行期間も確認

車庫証明書

委任状

※委任状は新所有者本人が名義変更に行く場合は必要ありません。代理人がいく場合のみ必要です。

  • 受任者=代理人の住所・氏名を記載。
  • 「下記自動車の○○申請に関する権限」のところは、名義変更の場合は「移転登録」となるそうです。私は陸運局で確認後「移転登録」と記載しました。
  • 自動車登録番号又は車台番号は車検証を参照し記載。
  • 委任者の氏名・住所を記載し、実印を押します。

新所有者 委任状

スポンサーリンク

陸運局での流れとかかった時間

次は陸運局に着いてからの流れ・やるべきこと・かかった時間などについて書かせていただきます。おおまかな流れは次のとおりです。

【陸運局での流れ】

①書類を入手 ※陸運局にて入手する書類が3点あります。
②印紙購入
③書類作成
④受付にて書類提出
⑤自動車税に関する手続き 
⑥ナンバープレートの取得と交換

私の場合、これら全部の手続きが終わるまで約2時間かかりました。書類の書き方を教えてもらいながら作成したので、結構かかりましたね。。。注意点として、陸運局の受付時間が16時までなので、少しゆとりを持って14時までには行ったほうがいいと思います。私は15時ちょっと前に着いたので、結構焦りました(汗)

①書類を入手

まずは陸運局に用意されている3つの書類を入手します。

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 自動車税・自動車取得税申告書

申請書は受付窓口付近、手数料納付書は印紙購入窓口付近、自動車税・自動車取得税申告書は、印紙購入窓口付近に隣接している自動車税事務所に置いてあります。

申請書

申請書

手数料納付書

手数料納付書

自動車税・自動車取得税申告書

自動車税・自動車取得税申告書

②印紙購入

続いて、印紙購入窓口にて500円の印紙を購入し、手数料納付書に貼ります。

③書類作成

書類の書き方については、陸運局に記入例も置いてありますし、わからない箇所は聞けば教えてもらえるので、あまり心配する必要はありません。ただ、いくつか「間違えやすいな~」と思った箇所もあったので、そこをご紹介させていただきます。

申請書作成の注意点

申請書

赤①希望のナンバーがほしい場合は、事前に申請が必要。
希望のナンバーがある場合は、事前に申請が必要なのでご注意ください。私はこのことを知らなかったので、希望のナンバーには出来ませんでした。。。そして事前に申請したナンバーを申請書の赤①欄に記入します。

赤②新所有者の住所は印鑑証明書と同じ書き方が良い。
マンション・アパートなどに住んでいる場合、印鑑証明書にはマンション・アパート名は記載されないケースがあります。その場合、マンション・アパート名は記載する必要ありません。上の図のように、住所の後に部屋番号のみ記入します。(例:1-16-19-103)

赤③新所有者本人が行く場合は、実印を押す。代理人がいく場合は印鑑は必要ありません。
新所有者本人が名義変更に行く場合は、左側の赤③に実印を押します。旧所有者のところには、委任状があるので押印する必要はありません。また、新所有者・旧所有者でもない代理人が行く場合は、両者の委任状があるので、ここに印鑑を押す必要はありません。

【陸運局に置かれている記入例】
記入例

手数料納付書

記入例通りに書けば難しいところは特にありません。購入した印紙だけ忘れずに貼りましょう。

自動車税・自動車取得税申告書

自動車税・自動車取得税申告書は、名義変更の受付が終わってから、陸運局内の自動車税事務所に提出します。なので本来は、受付後に記入すればいいのですが、ここで注意!

旧所有者の氏名・住所を記入する欄があるので、旧所有者の印鑑証明書を見て、先にそこを記入しておきましょう!必要書類は受付時にすべて提出してしまうので、旧所有者情報が後でわからなくなってしまうからです。
自動車税・自動車取得税申告書

④受付にて書類提出

受付

書類が準備できたら受付に書類を提出します。

【提出する書類】

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 旧所有者印鑑証明書
  • 旧所有者委任状 
  • 車検証
  • 譲渡証明書
  • 車庫証明書
  • 新所有者印鑑証明書
  • 新所有者委任状※代理人が申請する場合のみ必要

登録が終わると次の3つの書類を受け取ります。その際、新しい車検証の名前・住所などをしっかり確認しましょう。※私のときは、住所が間違っていたので直してもらいました(汗)

【受付が終わってから受取る書類】

  • 新しい車検証
  • 登録事項等通知書
  • 自動車登録番号標交付通知書

⑤自動車税に関する手続き 

ここでは、自動車税の納付書郵送先を旧所有者から新所有者に変更する手続きを行います。ちなみに自動車税の納付書は、毎年4/1時点での名義人のところに届きます。

自動車税・自動車取得税申告書を記入し、先ほど受取った「新しい車検証」、「自動車登録番号標交付通知書」と一緒に、陸運局内の自動車税事務所(場所は教えてもらえます)に提出します。

【自動車税・自動車取得税申告書の書き方】
こちらも記入例が置いてありますので、それを参考にすれば問題なく書けます。車の情報を記入する箇所が多いので、新しい車検証を見ながら記入しましょう。

【陸運局に置かれている記入例】
記入例2

登録が終わると、最後はナンバープレートの交換です!

⑥ナンバープレートの取得と交換

ナンバープレートの受付窓口は自動車税事務所の隣の隣くらいにあることが多いと思います。(どちらにしろ大きな字で案内が書かれているので場所はすぐわかります。)そこでナンバープレートを受取り、車に取り付けます。受付近くにドライバーが用意されているので、プラス、マイナスのドライバーを1本ずつ借りて、車を止めてある場所へ行きましょう。
ドライバー

今までついていたナンバープレートをはずします。
前

普通自動車の後ろのナンバープレートには下記画像のようにキャップがつけられています。これをマイナスドライバーでグイッっと押してこじ開けましょう(難しくはありません^^)。こじ開けるとねじ穴が出てくるので、ナンバープレートを取り外してください。
後ろ

続いて、新しいナンバープレートの取り付けます。
ナンバープレート取り付け前2

車の後ろにつけるナンバープレートには、盗難防止のキャップを取り付けます。
ナンバープレート取り付け後ろ

ナンバープレート取り付け後ろ3

最後におじさんが、キャップを封印してくれます。おじさん

完了です!
封印後2

スポンサーリンク

名義変更にかかった費用は合計で5030円だった

名義変更にかかる費用は、お住まいのエリアによって若干の差がありますが、今回私(千葉県)のかかった費用は、合計で5030円でした。

【手数料内訳】
車庫証明書取得費用:2750円
印鑑証明取得費用:300円
登録印紙:500円
ナンバープレート代:1480円

※ナンバーを希望する場合は、+3000円ほどかかるようです!

注意点まとめ

最後に、今回私が気になった注意点をまとめておきますので、良かったら参考にしてみて下さい。

名義変更する車で陸運局に行かないとナンバープレートを変えられない!

これ、本当に要注意です(汗)普通に違う車でいってしまうこともあるようなので、ご注意ください。名義変更する際は、名義変更する車で陸運局に行きましょう。

希望のナンバーが欲しい場合は、事前申請が必要!

これは今回失敗したことです。希望のナンバーが欲しい場合は、事前申請をしてナンバーをゲットしておく必要があります。希望ナンバーの事前申請は、名義変更の1週間前くらいに済ませておけば大丈夫とのことです。

昼は開いていない。&16時ぎりぎりに行くと焦る。。。

名義変更の受付時間は、午前8:45~11:45、午後1:00~4:00です。お昼の時間に行っても開いていないのご注意ください。また、本文中にも書きましたが、16時ぎりぎりに行くとかなり焦ると思います。。。思いのほか時間がかかるので、14時くらいまでに行くことをお勧めいたします。

おわりに

お疲れ様でした。以上が、私の普通自動車名義変更の体験談となります。

ちなみにナンバーは後からでも変更可能です。ネットでの申し込みも出来るので、良かったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。
↓ ↓ ↓
車ナンバーの番号が気に入らない!番号変更ネットで簡単申込

普通自動車の名義変更に関する問い合わせ先

最後に名義変更に関する問い合わせ先を掲載しておきますので、不明点がある場合はお住まいの住所を管轄する運輸局に直接確認してみて下さい。⇒全国運輸支局当のご案内

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

スポンサーリンク