国民年金免除のメリット・デメリットQ&A!学生の場合も同じなの?

国民年金保険料の免除申請をするに当たって、具体的にどういうメリットがあるのか?また、将来的にデメリットはないのか?しっかりと把握しておきたいところです。また、学生の場合、学生納付特例という制度を利用するわけですが、正確に言うと、これは免除ではなく猶予制度なので、少し注意が必要です。

この記事では、国民年金保険料の免除・猶予について、そのメリットとデメリットを紹介し、よくある質問をQ&A方式でまとめてみました。年金の免除申請を考えているという方は、よかったら参考にしてみて下さい^^

スポンサーリンク

年金免除のメリットは?

国民年金を支払えず、やむ終えず放置してしまっている方(学生さんも含む)にとって、免除・猶予はやはりメリットの方が断然大きい!です。

①免除期間も受給資格を満たす年数(25年間)に含まれる。

将来、年金を受給できるのは、25年間分の年金保険料を支払った人になりますが、免除期間中もこの25年に含まれます。例えば、3年間の全額免除の場合、実質22年間分の保険料支払いで将来年金を受給することができます。

学生の場合(学生納付特例)も同様です。

②免除期間の分も、国が1/2負担してくれる。

免除期間の保険料は減額(全額・3/4・半額・1/4)されていますが、減額にされた分の1/2を国が税金から負担してくれます。例えば全額免除の場合、満額支払っている人の1/2を将来年金として受給することができます。

学生の場合(学生納付特例)は、免除ではなく猶予制度なので、国からの補填は受けることが出来ません。但し猶予していた保険料を10年以内に支払った場合(追納という)、将来受給できる年金額に反映されます。

③免除期間中も、障害年金・遺族年金の受給対象になる。

障害年金・遺族年金を受給するには、年金を支払うべき期間の2/3以上の支払い、又は直近1年分の滞納なしという条件があります。免除手続きをとっておけば、免除期間中も支払期間としてカウントされますので、事故などによる不測の事態でも、年金を受給することが出来ます。

学生の場合(学生納付特例)も同様です。

④免除期間分の保険料を後からでも払える。(10年間)

免除・猶予制度を使うと、先に書いたとおり免除額の1/2は国が負担してくれます。但し、あくまで1/2なので保険料を満額支払った場合よりは、将来受給できる年金額が減ってしまいます。

もらえる年金額を増やしたいという方は、免除・猶予期間中の保険料を10年間さかのぼって支払う(追納)することが出来ます。

学生の場合(学生納付特例)も同様です。

スポンサーリンク

年金免除のデメリットは?

メリットの多い年金の免除・猶予ですが、デメリットが1つだけあります。

  • 追納時、加算金がついてしまう。

追納とは、免除や猶予により減額(全額・3/4・半額・1/4)となった保険料を後々支払うことです。これは支払っても、支払わなくてもどちらでもいいのですが、将来受給できる年金額には影響してきます。

そこで、もらえる年金が減ってしまうのはいやだ!という方は、後で追納出来る(10年間)のですが、その際、免除・猶予を受けた翌年度から3年目以降に追納すると加算金が発生してしまいます。加算金は経過期間によって変わりますが、月額でおおよそ100~200円位です。

年金免除についてのQ&A!

Q1:全額免除になった期間は後で払わなくてもいいの?

払わなくても大丈夫です。将来受給できる年金額は減ってしまいますが、減った分の1/2を国が負担してくれます。また、免除期間の保険料を後で追納すること(10年間)も出来ます。

Q2:学生納付特例を申請したんだけど、猶予期間の保険料は後で払わなくていいの?

払わなく大丈夫です。但しその分、将来受給できる年金額は減ってしまいます。免除の場合と違い、国による負担はありませんが、猶予期間の保険料を後で追納すること(10年間)は出来ます。

Q3:障害年金って何?

病気や事故などによるケガなどで、法令による基準以上の障害を負った場合に、受給できる年金です。受給には条件があり、免除・猶予期間であれば適用対象となりますが、年金保険料を長期間未払いの場合は受給出来ません。

Q4:遺族年金って何?

一家の稼ぎ頭が死んでしまったときに、残された遺族が受給できる年金です。受給には条件があり、免除・猶予期間であれば適用対象となりますが、年金保険料を長期間未払いの場合は受給出来ません。

Q5:免除・猶予期間は年金受給資格の25年には含まれるの?

はい、含まれます。

Q6:免除・猶予期間中の減額分を後で払うとどうなるの?

全部支払うことが出来た場合は、免除・猶予が無かったことになり、満額支払ったことになります。一部を支払った場合は、免除・猶予期間の減額分に充当されます。どちらにしろ、将来受給できる年金額が増えます。

Q7:加算金って高いの?

月額でおおよそ、100~200円くらいです。日本年金機構のホームページに今年度中に追納した場合の金額が載っていましたので、加算金額の目安にしていただければと思います。

加算金 目安
日本年金機構ホームページより引用

Q8:半額免除の場合、将来受給できる年金はどのくらい減っちゃうの?

半額免除の場合、満額支払った場合と比べて、将来受給できる年金額は1/4減ります。(国が減額された保険料の1/2を負担するため。)当たり前ですが、減ってしまうのは免除・猶予期間の支払月分のみです。

最後に

国民年金保険料の免除は、審査により免除額(全額・3/4・半額・1/4)が決まります。免除申請を考えていて、審査基準を知りたいという方は、よかったらコチラの記事も参考にしてみて下さい。
↓ ↓ 
国民年金、免除の所得条件はどのくらい?失業・退職特例は使えるの?

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです^^

スポンサーリンク


サブコンテンツ

このページの先頭へ