在職老齢年金 早見表

【2021年4月13日追記】
記事内容を令和3年度最新版に更新しました。

在職老齢年金とは、公的年金を受給しながら働く方を対象に、年金額を調整する制度です。簡単に言うと、稼ぐ額によって年金が減額されたり、支給停止になってしまう。。。悲しい制度です。

なので、60歳で定年退職し再就職する際に、「新しい勤務先の給与で、自分の年金がどのくらい減額されてしまうのか?」心配されている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は在職老齢年金について、「正確に減額・支給停止される年金額を把握する方法」をご紹介させていただきます。なるべく簡単にわかるよう、令和元年最新版の早見表も作成しましたので、是非ご活用ください。

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年金が減額・支給停止される金額はこの2つで決まる!

年金が減額・支給停止される金額は、下記2つの金額で決まります。

  • 総報酬月額相当額
  • 基本月額

この2つは、在職老齢年金の計算をする上で一番重要なので、別記事で算出方法を詳しくまとめました。まずはご自身の「総報酬月額相当額」、「基本月額」をしっかりとご確認下さい。

「総報酬月額相当額」
在職老齢年金:総報酬月額相当額の正確な計算方法!賞与や交通費は?

「基本月額」
年金が減額されない給与所得はいくらまで?65歳の親で計算してみた

この2つが正確に算出できれば、あとはもう簡単です。これからご紹介する「在職老齢年金の早見表」を参考に、ご自身の減額・支給停止額を調べましょう!

在職老齢年金の早見表

縦が「総報酬月額相当額」、横が「基本月額」でぶつかった金額が、「年金から減額される金額」になります。

60~64歳の方

【2021年4月 60~64歳の方 年金が減額される金額 早見表】
在職老齢年金 早見表
※画像をクリックすると大きくなります。

(具体例)
総報酬月額相当額:220000円
基本月額:101400円

早見表

年金が減額されるのは、約2万円

もっと正確な年金支給額・減額される金額・収入金額を自動計算したい場合は、次の章にお進み下さい^^

65歳以上の方

65歳以上の方の場合、そうとう高収入でなければ減額されることはありません。下記早見表の水色部分は減額0円となります。

【2021年4月 65歳以上の方 年金が減額される金額 早見表】
65歳以上 早見表
※画像をクリックすると大きくなります。

(具体例)
総報酬月額相当額:220000円
基本月額:172200円

早見表

年金が減額されるのは、0円。⇒減額されない。

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もっと正確な年金支給額・減額される金額・収入金額を確認したい場合は?

在職老齢年金 早見表

こちらのサイトさんを利用すると便利です。⇒ke!sanさん

こちらのサイトで、年齢を選択、「総報酬月額相当額」と「基本月額」を入力し「計算」をクリックすると自動計算してくれます。

在職老齢年金 計算

【自動計算してくれる内容】

  • 年金支給額
  • 支給カット額(減額される年金額)
  • 収入合計(給与と年金の合計金額)

おわりに

本文中にも書かせていただきました、在職老齢年金(減額される年金額)を正確に把握するには、自分の「総報酬月額相当額」と「基本月額」をしっかりと算出することにつきます。この2つさえわかれば、早見表や計算サイトを使うことで簡単に計算できるからです。

どうしてもご自分の「総報酬月額相当額」と「基本月額」がわからない場合は最寄の日本年金機構に相談に行ってみることをお勧めいたします。⇒日本年金機構:全国の相談窓口

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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