普段からパスポートを持ち歩いている方は少ないと思います。そのため、中には「パスポートをどこにしまったか?」忘れてしまったという方もいると思います。

探して見つかる場合は良いですが、海外旅行や海外出張など、予定が決まってからも見つからない場合は焦りますよね^^;

そこで今回は「パスポートを紛失してしまった場合はどうすればいいのか?」再発行の手続き方法や期間についてまとめてみましたので、良かったら参考にしてみてください^^

海外でパスポートを紛失してしまった場合は、こちらの記事を参考にしてみてください!
海外でパスポートを紛失した場合の手続きは?再発行までの日数を確認
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パスポートを紛失してしまったら?

パスポートを紛失した場合、パスポートは再発行(再交付)されるのではなく、紛失した(今までの)パスポートを失効し、新たに新しいパスポートを作成することになります。

つまり、手続きは再発行(再交付)ではなく、紛失届→新規申請という流れになります。

紛失したパスポートは失効後に見つかっても使用できませんので、ご注意ください。

パスポートを紛失した場合の手続きを確認

まず、紛失したパスポートを失効させる必要がありますので、下記の書類を用意しパスポートセンターの窓口で「紛失届」の手続きを行います。

【パスポート紛失届に必要な書類】

  • 紛失一般旅券等届出書
  • 紛失・焼失を立証する書類
  • パスポート用写真
  • 本人確認書類

■紛失一般旅券等届出書とは?

紛失一般旅券等届出書とは、紛失届を出すために提出する書類です。

平成30年10月から「紛失一般旅券等届出書」のダウンロードが可能になりました。こちら「外務省パスポート申請書ダウンロード」で、所要項目を入力し、プリントアウトが可能です。

【紛失一般旅券等届出書の記入例】

紛失届
①名義人の氏名(ローマ字記入箇所は大文字で記入します。)
②本人の署名(紛失したパスポートの署名が旧姓の場合は、旧姓で記入します。)
③本籍を記入(戸籍の記載通りに地番号等まで正確に記入してください。)
④紛失・盗難・焼失のいずれか該当する項目にチェックを入れます。
⑤パスポートの名義人氏名が旧姓の人は旧姓をローマ字で記入します。
⑥現住所(住民票に記載されている住所を記入します。)
⑦緊急連絡先(父母兄弟など)
⑧紛失の経緯

■紛失・焼失を立証する書類とは?

紛失や盗難の場合は、警察署へ「遺失物届」を提出します。その際に警察から発行される「遺失届証明書」が紛失(盗難)を立証する書類となります。火災による場合は、消防署から発行される「罹災証明書」が焼失を立証する書類となります。紛失届を出す前に、事前に警察へ届け出ましょう!

■パスポート用写真について

サイズは縦45mm、横35mm6ヶ月以内に撮影されたものに限ります。
(白黒可、但し、不鮮明なものは撮り直しになりますので、鮮明なものを用意しましょう!)

赤ちゃんのパスポート写真の撮り方についてはコチラの記事を参考にしてみてください^^
↓   ↓   ↓
赤ちゃんのパスポート写真【注意点】自宅でデジカメを使い上手に撮るコツ

■本人確認書類とは?

運転免許証

マイナンバー個人番号カード
(※マイナンバー通知カードは本人確認書類として認められていませんのでご注意ください。)

写真付き住民基本台帳カード

など。

その他の本人確認書類については、パスポートセンターの窓口でご確認ください。


上記の書類を揃え、パスポートセンターで紛失届の手続きを行います。その際、同時にパスポートの新規申請も行えますので、新規で申請する方は下記の書類を上記の紛失届書類一式と一緒に提出してください。
パスポートの紛失届と新規申請は本人のみとなりますので、ご注意ください。(乳幼児の場合でも、本人が窓口に行く必要があります。)

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パスポート新規申請に必要な書類

【新規申請に必要な書類】

  • 一般旅券発給申請書・・・1通
  • 戸籍謄本/抄本・・・1通(発行から6ヶ月以内のもの)
  • パスポート用写真・・・1枚(6ヶ月以内に撮影したもの)
「パスポートの更新」については、こちらの記事にまとめていますので、良かったら参考にしてみてください。

パスポートの更新:切替手続きに必要なものと受取までの時間を確認

■一般旅券発給申請書とは?

一般旅券発給申請書とは、パスポートを新規で申請する際に必要な書類です。

平成30年10月から「一般旅券発給申請書」のダウンロードが可能になりました。こちら「外務省パスポート申請書ダウンロード」で、所要項目を入力し、プリントアウトが可能です。

【一般旅券発給申請書の記入例】

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■戸籍謄本/抄本について

現在では、戸籍データがコンピューター化されている市区町村もあります。そのような市区町村では戸籍謄本に代わって「戸籍の個人事項証明書」・「戸籍の全部事項証明書」が発行されますので、本籍地の市区町村窓口でご確認ください。

■パスポート用写真について

サイズは縦45mm、横35mm6ヶ月以内に撮影されたものに限ります。
(白黒可、但し、不鮮明なものは撮り直しになりますので、鮮明なものを用意しましょう!)

パスポート紛失~受取りまでの流れを確認

①パスポート紛失に気が付いたら、警察署へ「遺失物届」を提出する。

②パスポートセンターの窓口に「パスポート紛失届書類一式」を提出し、紛失したパスポートの失効手続きをする。

③パスポートの新規申請をする。

④後日、新しいパスポートを受け取る。

以上が、紛失~新しいパスポート受取りまでの流れになります。紛失届→新規申請の場合、パスポートの受取り期間は約10日前後となります。日数は、土・日・祝日及び、年末年始(12/29~1/3)を除いた平日のみでカウントします。

旅行の計画がある方は、なるべく早めに手続きを行いましょう!

また、申請~受取りまで手続きはすべて本人のみとなりますので、ご注意ください。

パスポート申請手数料の確認

手数料はパスポートを受け取る際に必要となります。各パスポートセンターの収入印紙販売所もしくは郵便局で収入印紙を購入し、「パスポート引換証」に貼り付けて受取窓口に提出してください。

10年 16,000円
5年(申請時に12歳以上) 11,000円
5年(申請時に12歳未満) 6,000円

※20歳以上の方は、10年用5年用のどちらかを選択できます。

終わりに

如何でしたか?パスポートを紛失してしまうとたくさんの書類を用意する必要があります。また、費用も決して安くはありません。パスポートは重要書類だということを今一度しっかり理解し、紛失しないように注意しましょう!

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