この記事では、今年から手軽に使えるようになり非常におすすめな、e-Taxの「ID・パスワード方式」についてご紹介させていただきます。
e-Taxのメリット、「ID・パスワード」の取得方法、e-Taxを使って確定申告書を送信する手順、e-Taxに関する問い合わせ先についてまとめましたので、e-Taxを使ってみようかな。と考えている人は良かった参考にしてみて下さい。
※市販の会計ソフトと連動してe-Taxを使う場合は、「ID・パスワード方式」は利用できません。マイナンバーカード方式でのみの利用になりますのでご注意ください。
e-taxとは?
e-Taxとは、税金に関する手続き(確定申告など)をインターネットで行うシステムです。e-Taxを使えば、自宅のパソコンから簡単に確定申告書を送信できるので、わざわざ税務署や確定申告会場に提出しに行く手間が省けます。
去年までは「マイナンバーカード+ICカードリーダライタ」がないとe-Taxは使えない。。。という超不便な状況でしたが、今年から「IDとパスワード」を最寄りの税務署で取得するだけで使えるようになりました。
e-Taxを使うメリット
確定申告でe-Taxを使うメリットは次の4つです。
- 添付書類の省略が可能。
- 還付金の振込が早い。
- 1/4~3/15まで24時間受付OK。
- 自宅から送信(提出)出来るので、税務署に提出に行かなくていい。又は郵送しなくていい。
添付書類の省略が可能。
源泉徴収票や本人確認書類、保険の控除証明などの添付書類を提出しなくてOKです。但し、5年間の保存が必要なので捨てないようご注意ください。
【省略できる添付書類一覧】
※国税庁:e-Taxホームページより引用
還付金の振込が早い。
還付は通常1か月半くらいかかりますが、e-taxだと3週間で還付になるそうです。特にe-Taxで1月・2月に申告した場合は、2~3週間程度とのこと。
1/4~3/15まで24時間受付OK。
通常確定申告は2/16~3/15に行いますが、e-Taxだと1/4~3/15まで24時間受付OKです。
自宅から送信(提出)出来るので、税務署に提出に行かなくていい。又は郵送しなくていい。
確定申告シーズンは税務署も確定申告会場も大混雑ですよね。。。e-Taxを使えば自宅のパソコンやスマホから送信できて便利です。
では、実際にe-TaxのID・パスワード方式で、確定申告書を送信する手順についてみていきましょう。
ID・パスワード方式によるe-taxの利用手順
①最寄りの税務署に行ってID・パスワードを取得
まずは、最寄りの税務署にて「ID・パスワード」を取得します。運転免許証などの本人確認書類をもって税務署に行きましょう。(例えば、勤務先の近くの税務署でも大丈夫です。税務署であればどこでもOKです。)
私も先日、最寄りの税務署に行き、IDをパスワードを発行してもらったのですが、5分ほどで取得できました。
②e-Taxの事前準備
こちらをクリック。→確定申告書等作成コーナー
税務署で取得した「ID(利用者識別番号)」と「パスワード(暗証番号)」を入力し「次へ」をクリック。
これでe-Taxの事前準備は完了です。「申告書等を作成する」をクリックし、申告書作成に入ります。
※次の画面が表示されることがありますが、特に問題ありません。「次へ」をクリックして先に進めて下さい。
③確定申告作成コーナーで申告書作成
続いて申告書を作成します。画面の案内に沿って申告書を作成しましょう。
③e-Taxで確定申告書を送信(提出)!
申告書を作成し、次の画面まできたら、「帳票表示・印刷」をクリックし、内容を確認します。
すると、帳票が開くので1枚目の「平成30年分の申告書等送信表(兼送付表)」を見てみて下さい。
中段の「別途提出」欄を確認します。ここに〇なければ添付書類なしでOK。〇が付いていたら、この紙に書かれている通り〇のついている書類を税務署に郵送する必要があります。
「送信準備」の画面が表示されるので、名前と利用者識別番号を確認してください。
お疲れ様でした、これで確定申告書の送信は完了です!
e-Tax・確定申告書等作成コーナーに関する問い合わせ先
※国税庁:e-Taxホームページより引用
かけ放題契約の携帯電話から電話する場合は、
03-5638-5171
にかけると無料です。
電話すると自動音声が流れるので、下記を参考に聞きたい内容の番号をプッシュして下さい。
終わりに
確定申告の書き方でお困りの方は、ケース別に確定申告記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
■2019(平成30年分)確定申告書類の書き方・記入例ケース別徹底解説!
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てると幸いです。