毎年5月になると、自動車税の納付時期ですよね。ネットを見ていると、〝ボーナスで支払いたいのに何で5月なんだよ!〟という書き込みも多く、ボーナス支給後の7月中旬くらいに自動車税を支払いたいという方も多いようです。そりゃそうですよね、延滞金も付いてしまうらしいし、その気持ちよ~くわかります。
そこで何かいい方法ないかな?と思い、最寄の自動車税事務所に電話して色々確認してみた。そしたらめちゃくちゃいい方法が見つかったので、ご紹介させていただきます^^他のサイトもいくつか確認しましたが、他には掲載されていないようなので、是非参考にしてみてください。
この記事では、「ボーナス支給後に自動車税を延滞金無しで、なおかつnanacoでお得に支払う方法」をご紹介させていただきます。
※お金に余裕のある人は、5/31の納付期限までに支払いましょうね~^^
自動車税の延滞金について
まずは自動車税延滞金のしくみについてですが、納付期限内に支払わなかった場合の延滞金利率は次のとおりです。
- 納付期限の翌日から1ヶ月間:年2.8%
- 上記以降:年9.1%
本来上記の延滞金がつくのですが、実は延滞金が999円までは免除してもらえます。つまり延滞金が1000円未満までに支払えば、延滞金はつかないという事になっているんです。
では、せっかくなので私のケースを例に、実際に延滞金が発生する日にちがいつなのか?計算してみましょう。
【納付期限翌日から1ヶ月間(年2.8%)でかかる延滞金】
45,400円×0.028(年2.8%)÷365日×30日
=約104円
【上記以降(年9.1%)でかかる延滞金】
まずは1日あたりいくらの延滞金がかかるか?計算します。
45,400円×0.091(年9.1%)÷365日
=1日あたり約11円
延滞金がかかるまでの日数は?
999円-104円=895円
895円÷11円
=約81日
延滞金が発生するのは何月何日か?
30日+81日
=111日
=納付期限翌日から111日後から延滞金がかかる。
=9/19から延滞金がかかる!
私の場合、9/19から延滞金がかかる。という結果になりました。逆に言う、9/19までに支払えば延滞金はつかないわけですね。ただ、この手のことは他のサイトにも書かれていますし比較的有名な話かもしれません。本題はここからです。
通常、納付期限を過ぎると、コンビニでの支払いは出来ません。つまりnanacoでお得に払いたい!という方は納付期限内に支払わなければいけなかったわけです。
が、しかし!自動車税事務所の方に確認したら、すごくいい方法を教えていただけました^^その秘密は、納付期限までに支払わなかった場合に、7月頃発送されてくる〝督促状についている納付書〟でした。
督促状についている納付書
自動車税事務所の方に伺ったところ、督促状は7月頃に送られてきます。そしてその督促状には納付書もついており、約2週間はコンビニ(nanaco)で支払うことが出来るようになっているとのことです。
一般企業のボーナス支給時期が6月後半~7月上旬くらいだと思いますので、7月に送られている自動車税督促状についている納付書であれば、ボーナス支給後にnanacoを使ってお得に支払えるわけですね。
しかも延滞金がつくのは、多くの場合9月以降なので、延滞金もつきません。※納期期限から延滞金がかかるまでの期間は、所有されている車種により異なりますので、ご了承ください。まあ、特殊な車でなければ、だいたい大丈夫ですが。
【2017年5月11日追記】
先日、自動車税をnanacoで支払ってきました。nanaco支払いの流れを、体験談として画像つきでまとめましたので、こちらの記事も合わせてご参照ください。
まとめ
ボーナス支給後にnanacoでお得に自動車税を支払いたい場合は、7月頃に送られてくる督促状の納付書で(約2週間以内であれば)セブンイレブンでのnanaco支払いも出来る!
念のため、自動車税に関する「問い合わせ窓口 連絡先電話番号」を載せておきますので、ご自身でも確認しておきたい!という方は、是非確認してみて下さい。
最後に、くれぐれもお金に余裕のある方は、納付期限内に収めましょうね~。
どうしても納期期限に間に合わない場合は、分割で支払うこともできます。自動車税の分割払い手続きについてはこちらの記事で確認することができますので、良かったら参考にしてみてください。
■自動車税:分割(納付)払いの手続き方法!分割理由を聞かれたら?
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。