引越しなどで現住所が変わると、車を所有している方は車検証の住所変更が必要になります。
そこで今回は、車検証の住所変更手続きについて必要書類や手続き方法をまとめてみました。
車検証の住所変更手続きに必要になる書類は、車検証の所有者欄が「本人の場合」と「デーラーやローン会社の場合」で異なりますので注意が必要です。
また、車検のときに車検証の住所変更をしていないと(旧住所のままだと)車検は通らないのか?陸運局に問い合わせて確認してみましたので、良かったら参考にしてみてください^^
(※こちらの記事は、普通車自家用車(ナンバープレートの色が白)を対象にまとめています。)
車検証の住所変更
引越しなどで現住所が変わった場合には、運転免許証などと同様に車検証の住所変更も必要になります。車検証の住所変更は各地の陸運局、運輸支局の窓口で手続きをすることができます。
ただ、車検証の所有者欄が本人の場合とデーラーやローン会社の場合で必要な書類が異なりますのでご注意ください。まず、それぞれ必要な書類を確認してきましょう!
車検証の住所変更に必要な書類
所有者が本人の場合
- 車検証(原本)
- 認印
- 住民票(発行から3ヶ月以内のもの)
- 警察署発行の車庫証明書(有効期限は発行から1ヶ月以内)
住民票について
・マイナンバーの記載がないもの
・以前の住所が記載されているもの(車検証と以前の住所の繋がりを確認するため)
※ご家族や代理人が手続きに出向く場合は、委任状が必要です。
所有者がディーラーやローン会社の場合
- 委任状(※所有者欄に記載されている会社の印が捺印されいるもの)
- 車検証(原本)
- 認印
- 住民票(発行から3ヶ月以内のもの)
- 警察署発行の車庫証明書(有効期限は発行から1ヶ月以内)
住民票について
・マイナンバーの記載がないもの
・以前の住所が記載されているもの(車検証と以前の住所の繋がりを確認するため)
委任状の記入例
<車検時にディーラーや整備会社に依頼する場合>
<所有者欄がディーラーやローン会社の場合>
委任状はこちらからダウンロードできます⇒国土交通省[自動車登録手続き]
車検証住所変更の手数料は?
<陸運局、運輸支局でかかる費用>
用紙代 | 50円 |
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収入印紙代 | 350円 |
合計 | 400円 |
<警察署での車庫証明費用>
保管場所証明申請書 | 2,000円~2,200円 |
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保管場所標章交付申請書 | 500円~610円 |
合計 | 2,500円~2,810円 |
※手数料は各都道府県によって異なります。
車検証の住所変更にかかる費用は約3,000円をみておけばokです。
別途、他県に引っ越した場合はナンバープレートも変わりますので、別途(ナンバープレート希望番号なしの場合)1,440円、(希望ナンバーの場合)4,500円程のナンバープレート代がかかります。
また、車検証の住所変更の際に車で陸運局へ出向いてナンバープレートを交換する必要があります。
新住所記載の車検証はいつできる?
新住所記載の車検証は即日発行されます。窓口が混雑していなければ、15分~30分程度とのことです^^
車検のときにディーラーや車検整備会社に住所変更をお願いすると?
ディーラーや車検整備会社に住所変更をお願いすることができますが、やはり別途手数料がかかりますので、時間を見つけて、ご自身で車検証の住所変更をしておくとよいと思います。
車検のときには(旧住所→現住所に)住所変更していなくてもok!
陸運局に問い合わせて聞いてみましたが、車検のときに提出する車検証の住所が旧住所→現住所に変更されていなくても、車検を通すことはできるそうです!ただ、住所が変更になったら早めに住所変更の手続きをしてほしいそうです^^
終わりに
今回は車検証の住所変更について調べてみましたが、如何でしたか?引越しのときに住民票や免許証の住所変更はしても車検証の住所変更は忘れがちですよね^^
ただ、車検のときに車検証の住所が変更されていなくても車検は通るそうなので、車検時期が近づいても慌てず、車検が済んでから時間をみつけて住所変更をするようにしてください。
⇒引越し手続きリスト、役所・郵便局・免許証など手続きをまとめて紹介!
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。