今回の記事は赤ちゃんが生まれるときに行う手続きをご紹介させていただきます。出産前・出産後にどのような手続き必要になるのか?妊娠・出産前・出産後に行う手続きをリストにしてみました。

「面倒だから!」と後回しにしてしまうと、思わぬ損をしてしまうこともありますので、是非、この機会に確認してみてください^^

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出産前に行う手続きリスト

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妊娠届

妊娠した場合、妊婦さんがまず初めに行う手続きは母子手帳をもらうため「妊娠届」です。妊娠届の提出~母子手帳の受取りについて、こちらの記事で解説していますので確認してみてください。

妊娠届:母子手帳はいつ?どこでもらえるの?手続方法や住所変更を確認

出産一時金

出産のときの分娩費用は病気やケガと違い、健康保険が適用されないため、全額自己負担となっていましたが、現在では出産や育児の支援が見直され、「出産育児一時金」という出産のときにかかる費用の負担を軽減するための制度が設けられています。

出産育児一時金は「いつ?」「いくらもらえるのか?」申請手続き方法と併せてまとめていますので、確認してみてください。
出産一時金の申請方法を解説!直接支払制度と代理受取制度の違いは?

出産後に行う手続きリスト

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出生届

赤ちゃんが生まれて初めに行う手続きが出生届の提出です。そこで出生届の書き方について、項目ごとに記入のポイントや記入例を載せていますので、良かったら参考にしてみてください。
出産後の手続き:出生届の書き方&記入例、里帰り出産のときの提出は?

児童手当

出産後に行う「児童手当」の手続きについて、申請方法~受給までの流れをまとめてみました。児童手当は、子どもを養育している全世帯が対象で、子どもの年齢によって毎月決められた金額が支給されるありがたい制度です。申請をしないと手当を受け取ることができませんので忘れず申請を!
出産後の手続き:児童手当の申請~受給まで、いつ?いくらもえるの?

子ども(乳幼児)医療費助成制度

出産後に行う手続きに「子ども(乳幼児)医療費助成制度」があります。子ども医療費助成制度は、病院で診てもらったときの診察料や薬代を負担しなくて済む非常にありがたい制度です^^

子ども(乳幼児)医療費助成制度について制度の内容~申請方法までを詳しくまとめてみましたので、是非この機会に確認してみてください。
子ども(乳幼児)医療費助成制度の申請方法、助成されない医療費は?

出産手当金

出産手当金は、産休中に給料の67%の金額がもらえるありがたい制度です。但し、自分から申請手続きをしないと受け取ることができませんので、この機会に金額や条件を確認してみてください。

通常、この手当は支給されるまで時間がかかりますが、少しでも早くもらえる方法はないのか?全国健康保険協会(協会けんぽ)に電話で確認したことをまとめていますので、良かったら参考にしてみてください。
出産手当金はいつ?いくらもらえるの?最短で支給してもらう方法

育児休業給付金

「育児休業給付金」は、育児で会社を休んでいる期間に一定額が支給される制度です。支給条件や支給額、申請~支給されるまでの期間についてまとめていますので、この機会に確認してみてください。
育児休業給付金:申請~支給されるまでの期間と育休中の住民税を確認

2017年の10月から最長2歳まで育休手当が受給可能になります!受給対象者につい徹底調査しました^^

【速報】育児休業(給付金)が2年まで延長可能に!対象者を確認してみた!

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知らないと損です!保険料の免除制度

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産前産後休業中の社会保険料免除について

働く女性が妊娠や出産で仕事を休む場合、その期間中(産休中)は、社会保険料の支払いが免除されるという制度があります。

保険料が免除になる期間、免除額がいくらになるのか?計算方法や申請方法についてまとめています。知らないと損をしてしまうので、この機会に確認してみてください。
産休中の社会保険料の(健康保険・厚生年金)免除申請、免除額を確認

育児休業中の社会保険料の免除について

出産後に育児で仕事を休む場合、その期間中(育児休業中)は、社会保険料(健康保険・厚生年金)の支払いが免除されるという制度があります。

保険料が免除になる期間や申請方法、また実際どれくらいの額が免除になるのか?免除額の調べ方についてもまとめています。知らないと損をしてしまうので、この機会に確認してみてください。
育休中の社会保険料(健康保険・厚生年金)免除申請、期間~金額を確認

産前産後期間の国民年金の免除について

平成31年(2019年)4月1日から産前産後期間の免除制度が始まりました。

これは主に、フリーランスの方など自分で国民年金を支払っている女性(国民年金第1号被保険者の女性)のための制度で、出産前と出産後合計4か月間(双子などの多胎妊娠の場合は合計6か月間)の国民年金保険料が免除される制度です。※しかも、普通の免除と違い、免除期間も全額支払ったものとして扱われ、将来もらえる年金額は減りません!

但し、自分から届出をしないとこの免除制度が適用されないので、該当する方は忘れずに届出を出して下さいね。

出産時の国民年金「産前産後期間の免除制度」。届出方法と期限を確認

確定申告で配偶者控除と医療費控除を申請しよう!

共働きの方は配偶者控除を申請できる可能性が高いです。条件に該当すれば、4~10万円ほど税金が安くなりますよ^^
出産で産休・育休中の配偶者(特別)控除:共働きなら申請しないと損!

続いて医療費控除。出産した年は、医療費が高くなるので医療費控除も活用し税金を安くしましょう。パソコンをお持ちの方は、「国税庁の確定申告書作成コーナー」を使うと便利です。次の記事の手順とおりに操作いただけると簡単に確定申告書類を作成できます^^
一番簡単な妊娠・出産費用の医療費控除と確定申告!超丁寧な解説画像付

パソコンをお持ちでない方はこちらの記事で、給与所得者向けに医療費控除の書き方・記入例を作成しました。
医療費控除:確定申告書の書き方と記入例(第一第二表・医療費の明細書)

終わりに

このように妊娠~出産後までの手続きをまとめてみると、赤ちゃんが生まれる前から準備しておかなければいけないことが、たくさんありますね。特に児童手当や保険料の免除などは申請をしないと損をしてしまうので、いつ手続きをすればいいのか?事前に確認しておくことをおすすめします。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

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